クラシックって、いつから高尚な芸術になったのよ。

こんにちは、稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

 

昨日の記事で、

『パガニーニ愛との狂気のヴァイオリニスト』

という映画について軽く触れました。

僕の悩みを聞いてください。

2017.12.19

 

今日はせっかくなので、映画を観た際に僕が得た新しい気づきについてお話したいと思います。

 

映画を観て感じた「猛烈な違和感」

 

あなたは、クラシックのコンサートを聴きに行ったことはありますか?

 

音楽クリエイターなら、最低でも年に1〜2回くらいはクラシックを聴きにいく機会があるものですが、特に僕は、小さい頃からクラシックを学んでいたことと、小中高と吹奏楽部だったこともあって、クラシックのコンサートには非常に馴染みが深いのです。

 

そんな僕が、映画を観ていて

猛烈な違和感

を感じた部分があります。

 

普通、クラシックのコンサートと言えば

着席した状態で静か〜に

聴くものじゃないですか。

 

咳払いひとつするにも気を使いますし、ついうっかりケータイの着信音でも鳴らそうものなら、それこそヒンシュクものですよね。

 

このように、クラシックのコンサートといえば、

とにかく静かに聴くもの!!

というイメージがあって、間違ってもライブのように大声で声援を送ったり、キャーキャーいって熱狂するものではありませんよね?

 

ありませんよね???

(僕の認識違いじゃないかどうか不安になってきたので2度確認しました…。)

 

ところがどっこい、

『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』

を観ていたら、とんでもない光景が目に飛び込んできたのです。

 

コンサートホールで圧倒的パフォーマンスを披露するパガニーニ。

 

その様子に、会場の聴衆たちが

途轍もなく熱狂しているのです!

 

彼の超絶技巧と圧倒的表現力に狂喜乱舞するファンたちが、

まるでロックバンドのライブに参戦しているかの如く

惜しみない声援と賞賛を送っているのです。

 

会場の女性客からは黄色い声も飛び出す始末。

 

映像を見る限り、会場は間違いなく

格式高そうなコンサートホール。

 

ライブハウスのような大衆的な場所ではありませんでした。

 

何より、2階のボックス席には当時のイギリス国王も招かれているので、間違いなくカジュアルな場所ではありませんでした。

 

そんなフォーマルな場所にも関わらず、会場の熱気はライブさながらなのです。

 

ここで僕はふと思いました。

 

真相は定かではないが、

もともとクラシックのコンサートは今でいう「ライブ」のような位置付けだったんじゃないか?

ということ。

 

本当は大衆音楽だったクラシックが、歴史を経るごとに崇高なものに変化していき、今では格式ばって静かに聴くのが作法のような常識が形成されて行ったのではないか?

という推察が生まれたのです。

(というか多分そうですね。)

常識なんてクソ食らえだ。

2017.12.15

 

そう考えると、

 

クラシック音楽って、本当はもっと大衆的でもいいんじゃない?

みんながもっと気軽に楽しめるエンターテイメントでもいいんじゃない?

 

そのように思うわけです。

 

クラシックバレエやオペラだって、

もともとは芸術的な意味合いよりも、興業的意味合いの方が強かったはず。

 

言うなれば、クラシック音楽の作曲家たちも、

元は音楽ビジネスの先駆者

なわけです。

 

彼らの素晴らしい作品を世に残していく過程で、いつしかそれは高尚な芸術に昇華され、

大衆には縁遠い一部のマニアだけの嗜み

になってしまったのは非常にもったいないと思いませんか?

 

あんなに素敵な音楽がいっぱいなのに。

 

実はクラシックって、めちゃめちゃテンション上がる曲も多いんですよ。

つい体を動かしたくなるような激しくアツい曲も多いんです。

 

多種多様な音楽を楽しめる現代だからこそ、

クラシックの楽しみ方にもいろんなバリエーションがあってもいいんじゃないですかね?

 

静かに聴きたい人はコンサートホールへ。

熱狂したい人はライブ会場へ。

といった具合に、聴き方を一つに限定しない方が、もっともっとクラシックを楽しめる人が増えるんじゃないかな?

 

なんて思った次第です。

 

あなたはどう思いますか?

 


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