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オーディオの基礎知識①:オーディオ録音に欠かせない「オーディオインターフェイス」を理解しよう!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

今日からは、オーディオデータの録音と編集技術についてお届けしていきます。

まずは、オーディオ録音を行うために欠かせない機材「オーディオインターフェイス」について解説していきます。

  • オーディオインターフェイスとは?
  • オーディオインターフェイス選びのポイント
  • 初心者むけオーディオインターフェイスの選び方

オーディオインターフェイスとはどんなもので、なぜ必要なのか?

オーディオインターフェイスを導入する際にどんな点に着目すればよいのか?

など、初心者の方が持つさまざまなギモンにお答えしていきますので、ぜひご活用ください!

 

オーディオの基礎知識①:オーディオ録音に欠かせない「オーディオインターフェイス」を理解しよう!

オーディオインターフェイスとは?

オーディオインターフェイスとは、コンピュータに接続して音の入出力を拡張するための機材です。

マイクや楽器などの機器を接続して外部の音を取り込んだり、逆にDAW内部の音をスピーカーやヘッドフォンなどに出力するために使用します。

パソコン本体に付いているサウンド入力端子、出力端子でも同様の機能は得られますが、オーディオインターフェイスを使うことで様々な恩恵が得られます。

以下のとおりです。

  • 高品位なサウンドを入力・出力できる
  • たくさんの入力・出力信号を扱える

それぞれ詳しく解説していきます。

■ 高品位なサウンドを入力・出力できる

単純に「音がいい!」ということです。(重要ですね!)

オーディオインターフェイスは、音の入出力専用に作られた機材。

パソコン本体についている簡易的なものと比べて、得られるサウンドは段違いによくなります。

使用するオーディオインターフェイスの品質・価格帯によって音質も大きく左右されますが、少なくともパソコン本体の入出力を使うよりも格段に音質アップできることは間違いありません。

■ たくさんの入力・出力信号を扱える

オーディオインターフェイスには、複数の入力・出力端子が搭載されているものも多数存在します。

そのようなオーディオインターフェイスを用いることで、たくさんの外部機器を接続することができます。

オーディオインターフェイスの入出力の数を表す言葉として

「○in / ○Out」

※○部分には数字が入ります

という表現がつかわれますが、これがそのままオーディオインターフェイスの入出力数を表しています。

(例:「2in/2Out」のオーディオインターフェイスであれば、入力端子・出力端子ともに2チャンネル分搭載されているということ。)

この数字が多いほど、よりたくさんの信号を入力・出力することができるようになります。

インプット端子が多ければ、それだけ多くのマイクや楽器を接続することができるようになり、ドラムなどの多チャンネル録音などにも対応できます。

逆に、アウトプット端子が多ければ、5.1chサラウンドや今流行りのイマーシヴオーディオなど、複数のスピーカーにサウンドを出力することも可能になるわけです。

オーディオインターフェイス選びの着目ポイント

オーディオインターフェイスを選ぶ際の着目ポイントは以下の4点です。

  • 入出力数
  • コンピュータへの接続方法
  • マイクプリの有無および数
  • ヘッドフォンアウトの数

それぞれ詳しく解説していきます。

■ 入出力数

先ほども解説した通り、オーディオインターフェイスによって入出力数はさまざま。

「2in / 2out」といった必要最低限の端子だけを備えたものもあれば、「24in / 28out」といった大規模な環境構築ができるものまでピンキリなのです。

どの程度の入出力数を選べばよいのかは個々人の環境によりけりですが、できれば「4in / 4out」程度はあったほうが何かと重宝します

入力数が多ければ、マイクからの入力はもちろん、ハードウェアシンセサイザーやCDプレイヤーなど外部機器からの音を録音することもできるようになります。

また、出力数が多ければ、スピーカーへの出力はもちろん、外部エフェクターに音を出力したい場合などにも役立ちます。

あまりにも多すぎても持て余してしまいますが、いざ必要となったときに困らないよう、現在お手持ちの外部機器を接続しても若干余裕がある程度の入出力数を選んでおきましょう。

■ コンピュータへの接続方法

コンピュータとオーディオインターフェイスを接続する方法にはいくつかの規格が存在します。

現在主流となっているのは以下の2種類です。

  • Thunderbolt接続
  • USB接続

※上記以外にも、古い方式としてFireWire接続、逆に新しい方式としてLANケーブルを使ったAVB接続、その他ProTools HDシステムで採用される独自規格など多数存在しますが、いずれも初心者向きではありませんのでとりあえず上記2点を覚えておけばよいでしょう。

Thunderbolt接続のインターフェイスはデータの転送速度が早く、録音再生時のサウンドの遅延(レイテンシーといいます)が極めて小さいことから、ハイエンドなオーディオインターフェイスで多く採用されています。

しかしながら、その分価格も高価で初心者が手を出すには少しハードルが高いかもしれません。

一方、USB接続のものは比較的安価に手に入ります。

転送速度についても、USB3.0以上の規格に対応しているものであれば比較的Thunderboltに近いスピードが確保できますので、十分実用に耐えうるでしょう。

■ マイクプリアンプの有無および数

ヴォーカルやアコースティック楽器など、電気的な出力端子をもたない音源を録音するにはマイクが必要になります。

しかしながら、マイクからの入力信号は非常に小さいため、それを増幅させるための装置が必要になります。

それが「マイクプリアンプ」で、別名「ヘッドアンプ(HA)」と呼んだりもします。

マイクを使って音を収録したい場合は、マイクプリアンプが搭載されたオーディオインターフェイスを選ぶ必要があります。

もちろん、オーディオインターフェイスとは別にマイクプリアンプを用意することも可能ですが、マイクプリアンプ専用機はいずれも非常に高価で、初心者では扱いが難しいものも多いです。

ここは素直に、マイクプリアンプがあらかじめ搭載されたオーディオインターフェイスを買うのがよいでしょう。

接続したいマイクの本数分マイクプリアンプも必要となりますので、必要な数だけ搭載されたものを選びましょう。

通常の宅録程度であれば1〜2機程度あれば十分です。

■ ヘッドフォンアウトの数

スピーカーから音が出せない環境において、複数人で音を聴きたい場合もあるでしょう。

そんな時は、ヘッドフォンアウトが2つ以上ついているオーディオインターフェイスを選ぶと便利です。

とくに、ヴォーカリスト、ギタリストなどプレイヤーさんを招いて録音する場合にはマストの機能となります。

DAWを操作する人と楽器を演奏する人、それぞれが音を聴けなければ録音できませんからね。

このような使い方を想定される場合は、必ずヘッドフォンアウトが2系統ついたオーディオインターフェイスを選びましょう!

初心者におすすめのオーディオインターフェイスの選び方

ここまでを踏まえて、初心者におすすめのインターフェイス選びの条件をまとめておきます。

最低条件オススメ条件
入出力2in / 2out4in / 4out以上
接続方式USB2.0USB3.0以上
マイクプリアンプの数1機2機以上
ヘッドフォンアウトの数1機2機以上
価格帯2万円〜5万円〜

ちなみに、同じようなスペック・価格帯のものであっても、メーカーや機種によって出てくる音は千差万別です。

使う人の好みによっても選択肢がわかれてきますので、実際に購入される際には必ず実機を試聴した上で比較検討されることをオススメします。

上表の条件を参考にしながらスペックを決定、そのスペックに当てはまる機種を店員さんに選んでもらいましょう。

あとは、それぞれの音を聴きながら好みにあったものを選べばOKです!

まとめ

というわけで、オーディオ録音に欠かせない「オーディオインターフェイス」について詳しい情報をお届けしました。

ご自身の環境に合わせて適切なオーディオインターフェイスを選択することで、音楽制作時にできることも広がります。

今日ご紹介した着眼点を参考に、ご自身の目的にぴったりのインターフェイスを探してみてくださいね!

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