ビンボー暇なしともおさらば!プロ作曲家が実践するタスク管理術!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
作曲家をはじめ、フリーランスはやることがいっぱい。いつも時間に追われて忙しそうにしているクリエイターさんをよく見かけます。(中にはビンボー暇なしというパターンも・・・。)
今日はそんな方にオススメしたい、仕事の生産性が爆上がりするタスク管理術を伝授しちゃいます。
フリーランスだけでなく、あらゆる職業の方に役立つと思うのでぜひ参考にしてくださいね!
まずはタスクを棚卸ししてみよう!
作曲家だからといって、音楽制作だけにかまけてたら売上はふえません。
- 「作る」(=制作)
- 「売る」(=販売)
- 「管理する」(=マネジメント)
の3種類をバランスよく取り組んでいくのが事業発展のカギです。
まずはそれぞれのタスクを洗い出して、棚卸ししてみましょう!
「作る」タスク
・作編曲
・プログラミング(打込み)
・楽譜作成
・レコーディング
・Recデータのエディット
・ミックスダウン
・マスタリング
場合によっては、上記以外に作詞や楽器演奏なんかも含まれるかもしれませんね。
「売る」タスク
・市場調査
・商品開発
・導線設計・販路構築
・発信活動
・リスティング
・プロモーション
・営業・顧客との関係づくり
・アフターケア
ざっと挙げただけでもこんだけあります。ぶっちゃけ「作る」以上にやること満載です。
「管理する」タスク
・目標設定・計画づくり
・スケジュール&タスク管理
・会計管理
・見積もり
・クライアントとのやりとり
・外注先の選定、ディレクション
・プロジェクトの進捗管理
・請求書・納品書の発行
・各種経費、ギャラの支払い
・スタッフ育成・人員管理
これでもまだまだ一部かも・・・。細々としたものをあげればキリがありません!
こんなもん全部ひとりでやってたらパンクする!!
もうお分かりかとおもいますが、上記のタスクを全部やろうとすると間違いなくパンクします・・・!
音楽を作るだけでも十分忙しいこの仕事。いわゆるフリーランスの中でも、相当マゾ向きな仕事じゃないかといつも思うわけですが、自分で選んだ以上なんとかして乗り越えなきゃいけません。
ではどうすればよいのか!?
タスクを断捨離しよう!
タスク管理でイチバン大事なことは、「何をやるか?」ではなく「何をやめるか?」です。
本当に重要なことだけに集中して、それ以外は切り捨ててしまいましょう!
とはいえ、先ほどお伝えしたタスクはどれも大事なタスク。むやみやたらに断捨離するわけにもいきませんよね。
そこで、「絶対に自分じゃないとできないこと」だけを見極めて、そこだけに集中していきます。それ以外はだれかに任せてしまってオッケー!
積極的に外注する!
絶対に自分じゃないとできないこと以外は積極的に外注してしまいましょう!
例えば、オリジナリティあふれた作品を作ることは、絶対に自分じゃないとできないタスクの代表例ですよね。ここを手放したら作曲家ではなくなっちゃいます。
なので作編曲そのものは自分でやるにしても、楽譜づくりなんかは他の人に任せても問題ない作業ですよね。そのために写譜屋さんがいたりするわけですから、こういうところは外注しちゃいましょう!
また、レコーディングやMixなどのエンジニアリングも同様。当日のディレクションこそ作家本人がやるべきですが、エディットやミックスダウンなどはエンジニアさんにお願いした方が早くて仕上がりもいいわけです。
多少お金はかかっても、空いた時間を新たな仕事に当てれば十分ペイできるので、積極的に外注していきましょう。
「売る」「管理する」も、大事なところ以外は外注!
「売る」や「管理する」に関するタスクも同様。外注できるところは積極的に外注しましょう!
例えば、発信活動や営業などといった、お客さんと直接向き合うシーンを外注するわけにはいきませんが、営業の中でもアポ取りだけとか、集客用のホームページづくりなどは外注できますよね。(ぼくは営業代行さんにアポ取りを外注してます。)
管理に関しても同じで、目標設定や計画は自分で考える必要がありますが、細々した帳簿付けや確定申告は税理士さんに任せた方が早くて正確。
とくに確定申告なんて年度末のクソ忙しい時期とかぶりますので、プロに頼んでさっさと終わらせてしまった方がよほど生産的なわけです。
まさに、「時は金なり」。時間をムダにすることはお金をドブに捨ててるようなもんですから、自分にしかできないこと集中するためにも、多少お金をかけてでも積極的に外注していきましょう!
空き時間をさらに投資しよう!
先ほど「時は金なり!」とお伝えしましたが、マジで時間とお金はすごく似ています。
お金は「投資」によって増やすことができますが、時間も同じように「投資」によって増やすことができるんですね。といっても1日24時間というのは変わらないので、正確には、自分が自由に使える「空き時間を増やす」イメージでしょうか。
時間への投資方法は大きく分けて以下の2つです。
1)採用・人材育成
2)仕組み(=システム)作り
シンプルに、自分以外の人材を採用・育成するか、機械に任せてオートメーション化してしまうかいずれかということですね。
1)に関しては並々ならぬコストがかかりますし、スタッフが一人前に育つまでは根気よく成長に向き合う必要がありますから結構ハードル高いです。よほど人を育てるのが好きじゃないと心が折れるとおもいます。
一方、仕組みづくりにおいては比較的だれでも挑戦しやすい部分です。
「作る」「売る」「管理する」の3要素それぞれに関して、コンピュータや機械でも処理可能なタスクはすべて自動化できないか考えてみましょう。
プロジェクトの進捗管理を効率よく行うガントチャートのような仕組みを導入したり、年間の売上目標とその達成具合、月々の収支管理をカンタンに計算してくれるようなエクセルシートを自分で作ってしまうのもいいですね。あるいはクラウド会計ソフトなんかを利用してもいいかもしれません。
最近はフリーランスの雑務をサポートしてくれるようなクラウドサービスも多くなってきましたので、そういったサービスを積極的に利用しても良いかとおもいます。
このように、仕組みを作ったり、導入したりすることにお金や時間を投資していくことによって、どんどん時間に余裕が生まれてきます。そうして増えた時間をさらに先々の時間確保のために投資していく!
すると最終的には、かなり時間に余裕のある日々を過ごせるようになるでしょう。
まとめ
どんな人でも、1日は24時間。どうあがいたところでそれ以上増やすことはできないわけですから、とにもかくにも「選択と集中」こそがタスク管理の最大のポイントです。
自分にしかできないことを見極め、それ以外は他の人の力を積極的に借りていく。そうして生まれた時間の余裕を、さらに多くの時間を生み出すために投資していく。
この繰り返しが、あなたを不必要な忙しさから解放してくれますので、ぜひ今日から実践してみてくださいね!
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