音楽で食っていくために、まっさきに「投資」すべきもの

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
あなたは「投資」といえばどんなイメージがあるでしょうか?
- 設備投資?
- 不動産投資?
- 株式投資?
- 自己投資?
色々思いうかぶものがあるかと思います。
そんな中、音楽家として食っていくために真っ先に投資すべきものがあるので、今日はそのことについてお話します。
そもそも「投資」とは何か?
そもそも「投資」ってなんなんでしょうか?
多くのミュージシャンが、「投資」という大義名分を掲げ、新しい楽器や機材、プラグインを買いあさります。これって本当に「投資」なのでしょうか?ぼくから言わせると、ほとんどの場合これは「投資」ではなく、ただの「消費」または「浪費」です。
設備投資というのは、「投資」という以上、
必ずその先にリターンのある支出である必要があります。
具体的にいうと、
・お金が増える(売上アップ)
・時間が増える(効率化)
・信用が増える(顧客満足度アップ)の3点。
このいずれかを見据えていない設備投資は、単なる浪費です。
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) August 13, 2019
「投資」というのは、先々自分の収入がアップすることを見込んで先出しでお金を使うこと。不動産や株などへの投資を考えてみるとわかりやすいと思いますが、先々お金が増えることにお金を使った場合のみ「投資」というんですね。
ですから、楽器や機材を購入することが、直接あなたの収益増に貢献してくれるなら、それは立派な投資だといえますから、思いきって資金を投入するのもアリでしょう。
しかし、楽器や機材に対する資金投入が、直接収益増につながってる人ってどれくらいいるんでしょう?おそらく、ごく一部の限られたプロだけなのではないでしょうか?
ぼくは、
・クォリティアップによる顧客の満足度向上
・業務効率化によるコスト削減
のいずれかによって、収入増またはコスト削減が見込める場合にしか設備投資はしないようにしています。バイトしながらギリギリその日暮らしをしているミュージシャンが、無理して手を出すようなシロモノではありませんね。
音楽家が本当に「投資」すべきもの
音楽家として食っていくために、まっさきに投資すべきもの。それは「学び」です。
音楽で食っていきたかったら、真っ先にお金を投資すべきポイントは機材でもプラグインでもなく「学び」です。
なんでかって?
機材やプラグイン持ってなくてもプロになった人は大勢いる。
だけど、学びなしでプロになった人は1人としていない。(独学かどうかはさておいて。)
大いに学ぼう!
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) June 23, 2019
音楽制作に関する学びはもちろんのこと、
・営業やマーケティングなど集客に関する学び
・時間やお金のマネジメント関する学び
・企画やアイディア出しに関する学び
・著作権に関する学び
・最新の音楽ビジネスに関する学び
などなど、音楽家として知っておかなければならない専門知識に関する学びも重要。とにかく、自分のビジネスを拡大するために必要なマインド・知識・技術を身につけることにこそ投資すべきです。これらは確実に自分の収入を増やしてくれます。
現にぼくは、新型コロナウィルスの影響で一時的に大幅売上ダウンしてますが、今までビジネスをしっかり学んできたおかげで、2〜3ヶ月後くらいには十分立て直せるだけの余裕をもって会社を経営できています。(もし何も学んでなかったらと思うとゾッとします…。)
本を読むでもいい、セミナーを受講するでもいい、オンラインの教材を買うのもいいでしょう。今は様々な手段で学ぶ方法がありますから、お金に余裕があるときこそ、そういった学びに投資していくことは、いざという時に自分の身を守る最大の財産になってくれます。
一度得た「学び」は恐慌や戦争でも決して失われない
機材やプラグインは、いずれ必ず古くなったり壊れたりして使えなくなります。株や不動産だって、常に暴落の危険と隣り合わせです。
でも、「学び」によって得た知識や技術は決して失われることはありません。自分が死ぬまでずっと使い続けることができるし、アップデートし続けることもできます。なんなら、自分の子供や教え子たちに分けてあげることもできます。
全ては自分の頭の中にあるのでいつでも持ち歩くことができるし、仮に恐慌や戦争で全財産を失ったとしても、それまでに得た学びを元にまた立て直せばいいんです。もはや最強。これほど効率の良い投資はないんじゃないですかね?
まとめ
コロナショックで大変な思いをされているミュージシャンもたくさんいらっしゃると思います。しかし、ウィルスを恨めど、政府を恨めど、事態は決して良くなりませんし、他力本願ではいずれ必ず潰れます。
コロナウィルスとの戦いは長期戦になります。それを耐え凌ぎ、景気回復の兆しが見えてきたときに最速で立て直しを測るためにも、今こそビジネスに関する学びが必要なとき。ぜひこの機会に、「学び」に対する投資を始めてみてはいかがでしょうか?
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