リリース初日からアクセス殺到!爆発的な熱狂を生みだす常套手段とは!?
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
今日は、前回の話からさらに一歩踏み込んで、プロモーションの常套手段「ティザー」について、ぼくが実践した事例を交えながらお話しようと思います。
ティザーを上手に活用すると、リリース開始から爆発的な反応を期待できますので、ぜひ参考にしてみてください!
ティザーってなに?
「ティザー」というのは、日本語に訳すと「焦らし」のこと。
ティーザー広告(ティーザーこうこく)、ティザー広告とは、広義では、ある要素を顧客に明らかにしないことによって注意をひこうとする商業広告の一手法で、狭義では「本来、広告で伝えるべき商品についての要素のいくつかを意図して明らかにせず注目を集める広告手法」と定義することができる。英語のteaser(じらす人)から命名されている。覆面広告とも言う。ウェブサイトを使った場合にはティーザーサイト、ティザーサイトと呼ぶ。 -Wikipediaより-
正式リリースより前から情報を小出しにしながら、お客さんの期待感を煽りつつ、徐々に熱気を高めていくプロモーション手法です。
映画やゲームでよく見る
「Coming Soon …」
みたいなヤツですね!!
最初からガツガツ情報を公開するよりも、少しずつヴェールを剥がしていくように、徐々に情報を公開していくのがコツです。
ここからは、ぼくが「サムライミュージシャンズ」の作品をリリースするときに実践した、ティザープロモーションの事例を解説していこうと思います。
これによってサムライミュージシャンズは、公開すぐにダウンロードサーバがパンクするほどの大きな反響を得られました。
サムライミュージシャンズの実践例
サムライミュージシャンズの作品をリリースしたのは2016年3月1日。実際にプロモーションを開始したのはそのちょうど2ヶ月前。2016年の元旦になります。
そこから2ヶ月の間、いかにしてお客さんの期待感を高めていったのかを解説していきますね!
リリース2ヶ月前:ホームページを一新
まずは、テンペストスタジオのホームページを一新しました。
それまではいたって普通の音楽プロダクション風のホームページでしたが、2016年以降「和」の要素を前面に押し出したデザインに変更。
「和風音楽プロダクション」を名乗り、なにかを仕掛けていく雰囲気をほんのり醸し出した形となります。
ちなみにこの段階では、サムライミュージシャンズには直接触れず、あくまでホームページの大幅刷新とその告知のみにとどめました。
リリース1ヶ月半前:公式サイトオープン
テンペストスタジオのホームページ内に、サムライミュージシャンズ特設ページをオープンしました。
ただしこの時点ではまだ詳細はなにも語らず。
雅な雰囲気ののティザームービー第1弾と「Coming Soon」の文字だけ。
「よくわからんが、何かが起きるらしいぞ!!」そんな期待感を煽っていきます。
【ティザームービー第1弾はコチラ↓】
リリース1ヶ月前:参加メンバー公開
「サムライミュージシャンズ」に関わっている主要メンバーをドドンと公開!!
当然のことながら、ここではインフルエンサーになり得るメンバーについて詳しく言及していくことで、自分たちだけでなく仲間たち全員のファンから注目を集めていくことになります。
リリース3週間前:ティザームービー第2弾を公開
公式サイトでティザームービー第2弾を公開。サムライミュージシャンズの音楽がどのようなものなのか、一発でわかるプロモーション動画を発表しました。
ティザームービー第2弾では、作品の主題曲となるド派手でかっちょいい曲を背景に、レコーディング風景をチラ見せ。
視聴者のさらなる期待感を高めつつ、豪華なプロジェクトであることをアピールしていきます。
【ティザームービー第2弾↓】
リリース2週間前:詳細情報開示
公式サイト上で、「サムライミュージシャンズとは何なのか?」その詳細情報を開示しました。
身近なようで案外知られていない日本のこと、和楽器のことについて触れながら、サムライミュージシャンズがリスナーに何を届けたいのかを明示していきます。
リリース1週間前:全曲試聴開始
公式サイト上で、作品に含まれる全曲の試聴を開始しました。
サムライミュージシャンズの音楽がどんなものなのか??リリース前に聞いてもらうことで、リリースに向けたさらなる期待感を高めていきます。
リリース当日:全曲無料ダウンロード開始
いよいよリリースの日。これまで煽ってきた期待を良い意味で裏切る爆弾発言。それが、「全曲無料ダウンロード!」です。
リスナーの期待感を煽り、どんどん熱狂に巻き込んでいった末の無料ダウンロード。
これは、破壊力抜群でした。
公開開始と同時に怒涛のダウンロードが殺到し、サーバーがパンクしたのは前述の通り。
これは全くの想定外でしたし、できればパンクしないに越したことはないのですが、それだけの熱狂を生み出せたという意味では嬉しい誤算でした。(ダウンロードしたくてもできなかった方ごめんなさい…!)
まとめ
いかがだったでしょうか??
ティザーを上手に活用することで、リリース前から十分に作品を認知させることができますし、大きな熱狂をつくりだすことができます。
あなたの活動にもガッツリ利用できる手法かと思いますので、作品をリリースされる際にはぜひ試してみてくださいね!
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