作品の認知度をたかめる、効果的なプロモーションテクニック3選!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
営業用のDEMOにしても、自分のオリジナル作品にしても、音楽というのはお客さんに聞いてもらわないことには意味がありません。
というわけで今日は、作品の認知を高めていく上で効果的だったプロモーションテクニックをご紹介しようと思います。
いずれもぼくがこれまで実践してきた中で効果的だったものばかり。
クライアントワークでも、アーティスト活動でもどちらも使える手法だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
作品の認知度をたかめるプロモーションテクニック3選!
作品の認知度を高めるために有効なプロモーションテクニックは以下の3つです。
1)DEMO音源ではなく「無料の作品」を作れ!
2)インフルエンサーを巻き込め!
3)製作開始からどんどん情報公開しろ!
1)DEMO音源ではなく「無料の作品」を作れ!
クライアントワークを獲得する上では、いかにしてDEMO音源を聞いてもらうかが重要になってきますよね。
このDEMO音源、いかにステキな曲が入っていようと相手に聞いてもらえなかったらただのプラスチックゴミ。どうせ渡すなら「どうすれば聴いてもらえるかどうか?」までしっかり考えて製作しましょう。
人間というのは「DEMO音源」という体で曲を渡されても、あんまし興味がわかないというのが正直なところ。
ではどうすれば良いのか??
DEMOではなく、れっきとした「作品」として、大々的にリリースしてしまいましょう!
しかも無料で!!!(どうせDEMOは無料で渡すものですから。)
「DEMO音源です!聴いてください!」
と言われるより、
「渾身の新作をリリースします!しかも無料!」
といわれた方が、仮に中身が同じであっても興味のそそられ具合が段違いです。
要は、「聴いてください!」とお願いするのではなく、相手が自ら「聴きたい!」と思ってくれる魅せ方を徹底的に考えるということ。これだけで聴いてもらえる可能性がグンとアップします。
サムライミュージシャンズは、もともとテンペストスタジオの営業用のDEMOとして製作したものですが、これにより多くのお客さんを獲得することができました。↓
2)インフルエンサーを巻き込め!
いかに素晴らしい作品を生み出そうとも、それが世の中に広まらなければ意味がありません。
あなたがすでに多くのファンをお持ちで、自分の力だけで十分に作品を広めることができるなら問題ありませんが、そうでないならば、インフルエンサーの力を借りるのが最も効果的です。
インフルエンサーというのは、すでに世の中に対してある程度の影響力を持っている人のこと。メッチャ乱暴な言い方をするとSNSのフォロワーがたくさんいる人のことです。
そんなインフルエンサーが、あなたの作品に関するオススメツイートをしてくれれば、自分ひとりで頑張るよりも、よほど多くの人に作品を広めることができるでしょう。
「でも、そんな大物に拡散をお願いできるほど、たいそうな人間じゃないよ…。」
いやいや、そんなに悲観する必要はありません。インフルエンサーといっても、何もフォロワーが何万人、何十万人もいる人を巻き込めと言っているわけではなく、フォロワー1000人以上持ってらっしゃる方なら十分にその役目を果たしてくれます。
あなたの周りにフォロワーが1000人以上いる、ミュージシャン仲間はいませんか?その人たちと共同制作すればいいんです。(演奏で参加してもらうのがオススメです。)
最近は、アマチュアミュージシャンの方でもフォロワーを1000人以上もっている方なんてゴロゴロいますから、彼らを巻き込んで一丸となって作品を作る!そして、みんなで力をあわせて広報する!
これだけで、あなたの作品が世の中に広まるスピードは何倍、何十倍と加速していくんです。これならいけそうでしょ?
3)製作開始からどんどん情報公開しろ!
M3なんかの告知を見ていてもそうですが、多くのミュージシャンは、作品を宣伝し始めるのが遅すぎるように感じます。
クライアントワークのような機密情報を扱うような作品ならまだしも、オリジナルの作品ならばいつ宣伝開始しても早すぎるなんてことはありません。できる限り早めに情報公開してしまいましょう!
理想は、製作開始からどんどん情報公開していくことです。
新作を作ります!という宣言からはじまり、
・DEMOは逐一公開
・製作過程も公開
・レコーディングも公開
・完成品も発売前に公開
くらいやってしまっても全く問題ありません。
むしろ早い段階からたくさんの人に聴いておいてもらえれば、それだけリリース時の反応がよくなります!
例えばぼくなんかは、DEMO音源も完全に公開してしまいましたし↓
秋M3出展ミニアルバム『THEO』から1曲目のDEMOまるっと公開しちゃいます!
超ダークファンタジーな5曲入りアルバムの序章。
作りっぱなし状態なのでアレですが、まだまだここから進化しますのでお楽しみに!
(ついでに楽譜もおたのしみください。)#M3 #M3秋 #ProjectAriel #SETEBOS pic.twitter.com/R0qjHwdzxQ
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) September 14, 2019
レコーディングもまるっと公開してます!↓
そして極めつけは、リリース前の全曲無料公開!!(現在はパラデータと楽譜も無料公開しています。)↓
https://twitter.com/Ken_Inage/status/1185845809692065793?s=20
このように、製作途中でもどんどん情報を公開することによって、リリース前にたくさんの人が自分の作品を聴いてくれることになりますので、それだけリリース直後の伸びも早くなります。
よほど巧妙なティザーを仕掛ける予定でないかぎり、発売直近まで情報を伏せておくことのメリットはありませんから、どんどん情報を公開してしまいましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
お客さんに作品を届けるにしても、魅せ方ひとつで結果が全然変わってくることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
あなたのスタイルにあった方法をチョイスして、楽曲をたくさん聞いてもらえる仕掛けを作っていきましょう!
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