プロが実践する、作曲に行き詰まらないための3つのヒケツ!!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
作曲をしていると、どうしても途中で行きづまってしまう!!!
あなたも1度はそのような経験があるんじゃないかと思います。
かつてぼくにもそんな時期がありましたが、プロになって15年以上経つ今となっては、そんな悩みとは無縁の生活を送っております。
そこで今日は、ぼくが普段どのようにして作曲をスムーズに進めているのか?
作曲に行きづまらないための3つのヒケツについてお話ししようと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
作曲に行き詰まらないための3つのヒケツ!
作曲に行き詰まることのないよう、ぼくが実践している3つのヒケツは以下のとおりです。
- ヒケツ1:アイディアはDAWに向かう前に出しておく!
- ヒケツ2:作曲・編曲・打込みをいっぺんにやろうとしない!
- ヒケツ3:とにかく数をこなす!
それぞれ詳しく解説していきます。
ヒケツ1:アイディアはDAWに向かう前に出しておく!
1つ目のヒケツは、「アイディアはDAWに向かう前に出しておく!」です。
多くの人は、パソコンの前に腰掛けてDAWを立ち上げてからようやく作曲を始めようとするんじゃないかと思います。
もちろんぼくも、実際の作業自体はDAWを立ち上げてからとりかかることはいうまでもないんですが、アイディア自体はDAWに向かう前にすでに固めておくことが多いです。
- 自宅からスタジオまでの通勤途中
- 休憩時間
- 喫茶店でお茶してるとき
- 風呂に入りながら
- トイレで用を足しながら
最後のはフザケてるわけじゃないです。マジです。結構はかどります。
こういうちょっとしたスキマ時間に次の曲のアイディアを練っておいて、いざDAWの前にすわったら間髪入れずガーッと作業を始めるように心がけています。
このアイディア出しは、音が出せない環境であればあるほど効果的な気がします。
DAWや楽器のない環境で、頭の中だけでアイディアを練る。可能ならハナウタなどをひたすら歌ってみるのもいいですね。
DAWも楽器もなければできることが限られますが、その分余計な雑念が入らないので、純粋にアイディア出しに没頭できます。
ヒケツ2:作曲・編曲・打込みをいっぺんにやろうとしない!
2つ目のヒケツは、「作曲・編曲・打込みをいっぺんにやろうとしない!」ということ。
作曲に行きづまらない方法。それは、
作曲・編曲・打ち込みをいっぺんにやらないこと!
①まずは荒くていいから全体像を下書きする
②下書きできたらようやく肉付けする
③最後に打ち込みをキレイに整えていく
相当こなれてこないと、
3ついっぺんにやるのはかなりむずかしいです。
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) June 28, 2019
作曲に行きづまってる人に多くみられるのが、楽曲の一部分だけをやたらと作り込んでから先に進もうとすること。
イントロだけひたすら豪華に作り込んで、その作業が終わったらAメロに、Aメロが終わったらBメロにといった具合ですね。
この作業方法だと、楽曲全体の完成図がみえないままアレンジと打込みを進めなければなりません。
そのままうまく最後まで作れれば御の字ではありますが、多くの場合、制作を進めていくうちにどこかにひずみが生まれて、アレンジや打込みに大きなテコ入れが必要になる可能性が高いです。
そうなると、不自然なつじつまあわせに走ったり、場合によってはアレンジを丸ごと変更しなきゃいけなくなったり、ムダが多くなっちゃうんですねぇ。
なので、作業するときは以下の順番をしっかり守ってみましょう!
- メロディ、コード、リズムだけで全体の構成をかためてしまう
- 全体の構成ができたらしっかりアレンジしていく
- アレンジができたら細かくサウンドを作りこんでいく
家づくりで例えるとわかりやすいと思います。
1)は設計図をひくイメージ、2)は木材を組み上げるイメージ、3)は塗装や壁紙を貼っていくイメージです。
これらすべてを同時進行しちゃったら、とんでもない家ができあがることは容易に想像がつきますよね(笑)。
基礎から順番に、着実に進めていきましょう!
ヒケツ3:とにかく数をこなす!
3つ目のヒケツは、「とにかく数をこなす!」です。
ちょっと脳筋的発想ではありますが、やっぱりたくさん曲を書いてきた人ほどスムーズに曲が書けるようになることは間違いありません。
最初は拙くてもいいから、とにかくたくさん曲を書いてみる!
これが大事です。
数をこなしていくうちに、
- どうやったらうまくいくのか?
- 逆にどうやったら行き詰まるのか?
はっきり見えてきます。
その結果を次の曲の制作に活かし、またその経験を次の曲に活かしていくことのくりかえしが、行きづまりのジレンマからあなたを解放してくれます。
「数をこなす」という意味では、アウトプットだけでなくインプット量もすごく大事ですね。
普段からたくさん音楽を聴いている人ほどアイディアの引き出しが多く、行きづまることが少なくなっていきます。
近年はApple MusicやSpotifyなどサブスク音楽サービスも充実してきましたから、昔よりも音楽を聴くのが格段便利な時代になりましたね!
たくさん曲を聴き、たくさん曲を書きましょう!
まとめ
というわけで、作曲で行きづまらないために有効な3つのヒケツについてお話ししました。
- DAWに向き合う前から作業は始まっているということ
- まずは全体の設計図を引くところから始めること
- インプット&アウトプット双方で数をこなすこと
これに尽きると思います!
いずれも、特別な才能や技術な必要なものではありませんし、今日から実践できることばかりです。
ぜひ今日の記事を参考に、楽しい作曲ライフを満喫してくださいね!
【オススメ】音大・専門学校レベルのセミナーをスマホ1つで受け放題!月々わずか2,980円から!
作曲・DTMを学びたいけどレッスンに通う時間がない!そんなあなたに朗報!音大・専門学校レベルのセミナーを、スマホ1つで24時間365日受け放題!ご自宅で、外出先で、いつでもどこでも本格的な音楽教育をお楽しみいただけます。国内No.1の豊富なカリキュラムと200時間を超えるセミナーアーカイヴに無制限アクセス!今ならなんと月々わずか2,980円(税込3,278円))から!詳細は以下のボタンをクリック!
【登録無料】公式LINEに登録してOTOxNOMAをもっと便利に活用しよう!
公式LINEアカウントには、OTOxNOMAを便利に活用するための機能が満載!あなたにぴったりのカリキュラムを見つけたり、効果的な学習方法を学んだり、最新情報を受け取ったりと、OTOxNOMAを最大限活用するためのヒントが目白押しです。登録は無料!ぜひこの機会にご登録ください!