楽曲動画の再生回数をのばすために効果的だったSNS上の魅せ方の話
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
せっかく曲を作ったなら、たくさんの人に聞いてもらいたいし、たくさん「いいね!」もらいたいですよね。しかし、再生数もいいねも思うように伸びない…。悔しい…!そんな思いされてる方も少なくないのではないでしょうか?
というわけで今日は、楽曲動画の再生回数をのばすために効果的だったSNSでの見せ方のお話をお届けしようと思います。
作品を聞いてもらえない理由。それは興味がないから。
せっかくSNSなどで作品を公開しても、再生数も伸びなければいいねもつかない。その理由はすごーくシンプルで、あなたの作品に「興味がない」からです。
ちょっと辛辣かもしれませんが、よくよく考えてみてください。SNSにだれか見知ら人の曲が流れてきて、その全てを聞いてみようと思いますか…?多分聞かないですよね。人間そんなもんです。
でも、もしかしたらその中にめっちゃ好みの曲があるかもしれないわけで、それでも聞かないのはなぜなんでしょ?
音楽は聞いてもらう前の興味づけが大事
SNSで音楽の動画が流れてきたとしても、タイムラインに流れてきただけで音楽を聞くことはできません。無音だからです。
音楽を聴くためには、動画をクリックなりタップなり1アクションしないと聞けないわけで、その音楽がどんなに魅力的だろうとなんだろうと、1クリックというアクションを起こしてまで聞いてみたい!と思ってもらえなければ、聞いてもらえるはずもないんですね。これがSNSの大きな落とし穴!
つまり、音楽そのものはもちろんのこと、音楽を聞いてもらうまでの「興味づけ」が何よりも重要ということになります。
ではどうすれば興味を持ってもらえるのか?
結論からいうと、その曲を聞いてもらえるかどうかは
・興味をそそる動画
・興味をそそる投稿文
のいずれかにかかってます。
聞いてもらえるかどうかの明暗を分けるのは、音楽の良し悪しではないのです。無音なんだから当たり前なんですが、ここを以外と見落としちゃってる場合が多いです。
だから、この「動画」や「投稿文」をめちゃめちゃこだわる必要があります。
・どうやったら興味を持ってくれるのか?
・どうやったら1クリックしてまで聞いてもらえるのか?
そのことをメチャメチャ真剣に考えます。
思い出してみてください。あなたがこれまでSNSに流れてきた音楽動画で、ついつい聞いてしまったもの。それらはすべて、音より先に映像や文章で興味をそそられるものだったはず。音楽を聞いてもらいたいなら、そういう仕掛けを死ぬほど考える必要があるんですね〜。
イナゲはどうやって興味づけしてるのか?
ぼくの場合はどうやって興味づけしてるのかをご紹介しようと思います。といっても、そんな大層なもんじゃありません。一応文章はそれなりに考えた上で投稿してますが、基本は動画でインパクトを出す作戦です。
ぼくの場合、メイキング映像、もっというとレコーディング風景の動画を編集し、楽曲のPV風にしてあげるとよく伸びます。こちらは、去年の秋に公開したぼくのオリジナル、SETEBOS『THEO』のクロスフェード第2弾です↓
https://twitter.com/Ken_Inage/status/1183671572634075136?s=20
ストリングスやクワイアなどの珍しいレコーディング映像も相まってか、再生数2万5千回、いいね190件弱くらいの反応がとれてます。(ちなみに、楽曲無料DLのサムネは後から付けたものなので、公開当初の再生回数には影響してません。)
じつは、この動画を投稿する前にもっとシンプルなクロスフェード動画もアップしております。それがこちら↓
https://twitter.com/Ken_Inage/status/1181515941558882305?s=20
こちらは再生数1800回弱、いいねも50件と、演奏動画付きと比べると明らかに反応が落ちていることがわかると思います。
※後者の動画は、ジャケットイラストに女性の裸体が描かれているせいか、Twitterからセンシティブな動画として扱われてしまったので純粋な比較はできません。あくまで参考までに!
単純に映像としてみた時に、レコーディング映像なのかジャケットイラストなのかで印象が全く変わるのがお分かりいただけたんじゃないでしょうか?
ぶっちゃけ演奏動画は強い!
やっぱり、SNSで音楽を配信する上で、演奏動画があるのとないのとでは全然反応が変わってくるなーという印象です。実際、ぼくの友人のプレイヤーさんたちに聞いてみると、演奏動画を投稿し始めたらフォロワーがぐんと伸びはじめた人も少なくないようです。
演奏動画に限らずですが、
・人が映っていること
・動いていること
・顔が出ていること
この辺りの条件を満たすと、興味を持ってもらえる度合いが格段にアップするように感じます。TikTokでダンスの動画が流行したのも少なからず同じような理由がある気がします。なので、せっかく楽曲を公開するなら、できる限り演奏動画をつけてアップした方が、音楽を聞いてもらえる可能性が高まります。
映像自体はそんな大層なものである必要はないです。制作風景を録画しといて、それをつけるだけでも違うんじゃないかな。レコーディング風景はかなり効果的ですね!
まとめ
せっかく作った音楽も、聞いてもらえなきゃ何の意味もありません!SNS時代、たくさんの人に音楽を聞いてもらうためには、音楽だけでなく文章や映像といった音楽以外の部分の研究も欠かすことはできませんね。
今日ご紹介したものはあくまでぼくの一例ですが、これを機に色々と研究してみてはいかがでしょうか?
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