作曲力が高まるインプット&アウトプット10選!!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
今日は、久々にコラムをお届けします。
DTM環境もずいぶん安くなったおかげか、ここ10年くらいで作曲を楽しんでらっしゃるユーザーさんも増えてきましたね!
SNSで楽曲公開してる方もよく見かけるようになって嬉しいかぎりです。
そんなDTMerのみなさんの中には「もっともっと作曲が上手になりたい!」という方も多いと思います。
そこで今日は、作曲力が高まるインプット&アウトプット方法をまとめてお届けしようと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
作曲力が高まるインプット&アウトプット10選!!
【作曲力が高まるインプット&アウトプット10選】
- 音楽理論を学ぶ
- 毎日1枚アルバムを聴く
- 耳コピする
- ドレミで歌う
- 楽器でも弾く
- 打込む
- 毎日メロディを書く
- 人に聞いてもらう
- 演奏してもらう
- ほめてもらう
作曲力が高まるインプット&アウトプット10選
1)理論学ぶ
2)毎日アルバム1枚きく
3)耳コピする
4)ドレミで歌う
5)楽器でも弾く
6)打込む
7)毎日メロディ書く
8)人に聞いてもらう
9)演奏してもらう
10)ほめてもらう実際にぼくがやってきたものばかり!オススメです!
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) March 26, 2020
1)音楽理論を学ぶ
理論など意に介さず、自由に作曲を楽しむのもまた一興ではありますが!
理論というのはやはり、過去数百年にわたり先人たちが築きあげてきた「美しい音楽の作法」をまとめた集大成(いわばレシピみたいなもん)なわけですから、これを学ぶのと学ばないのとでは上達のスピードは段違い。
最低でも、
- 楽典
- ソルフェージュ
- コード理論
くらいは学んでおいてソンはないと思います!音楽の引き出しがググンと広がりますよ!
ちなみに、楽典やコード理論については、OTOxNOMAにも各種解説記事が揃っていますので、ぜひ有意義にご活用くださいね!
2)毎日1枚アルバムをきく
これめっちゃオススメです!
ぼくも駆け出しのころ死ぬほどアルバム聴いてました。
聞き方自体は超ライトでいいです。食事中とか、移動中とか、ながら聴きでもオッケー。
ただし、アルバムの選び方はちょっとこだわりましょう。毎日何かしらのテーマを決めて、そのテーマに沿ったアルバム選ぶんです。
例えば、
- 最近のヒット曲
- 苦手なジャンル
- 映画音楽
- 洋楽やK-POPなどの海外もの
- アニソン
といった具合に、テーマをきちんと設定した上で、新しくインプットしたいアルバムを選んでいきます。当然ながら、これまであまり聴いてこなかったタイプの音楽を選ぶといいですね!
3)耳コピする
OTOxNOMAでも各所でオススメしている耳コピ。
なんどもオススメしているのには当然ワケがあり、やっぱ耳コピ以上に音楽力を高めるインプット方法はないと思うんですよね。
先ほどの「毎日アルバムを1枚聴く」ついでに、それを題材にしてもいいかもしれません。
実際の耳コピの手順としては、以下の記事でまとめてありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください!
4)ドレミで歌う
いろんな楽曲を歌ってみることは、美しい旋律を体に覚え込ませる意味で最高のトレーニングになります。
でもって、歌うときは歌詞付きでもいいんですが、「ドレミ」で歌ってみるというのが死ぬほど効果的なトレーニングになるのでオススメします。
3)で耳コピした曲の階名を楽譜に書き写すなり覚えるなりして、そのままドレミで歌ってみると良いと思います。
これの何がいいかというと、ソルフェージュ能力の向上や音感の向上につながります。
階名の推移と、実際の音程の推移をリンクさせて体に覚え込ませることができるので、どんどん音の認識力が上がっていきます。
めちゃめちゃオススメなのでぜひ!
5)楽器でも弾く
ドレミで歌えるようになったら、今度は楽器でも弾いてみましょう!
どんな楽器でもオッケーですが、個人的には鍵盤楽器をオススメします。
歌に比べて楽器の便利なところは、音程の推移を視覚で確認できることです。
とくに鍵盤はその動きがわかりやすい!
音程が上がれば手の位置が右に移動し、音程が下がれば左に移動する。すごくシンプルです。
音感や階名認識力を鍛える上で、こういった音程の変化と視覚的な変化をリンクしてイメージできるようになっておくのはすごく重要です。
ぼく自身も、ちょっと複雑な音の動きやコードに出会って一瞬では聞き取れなかったときには、頭の中で鍵盤をイメージして音を辿ります。
そうすると、どんな音が鳴ってるのかすぐわかるようになっていくんですよね!すごい便利。
これができるようになるだけで、音楽力がめちゃめちゃ上がります!
6)打込む
楽器演奏の延長線として、打ち込んでみるのもすごく良いトレーニングになります。
MIDIデータというのは楽器以上に視覚情報の塊ですから、メロディやコードなど、音楽の構造がくっきりはっきり整理されてみえる貴重な情報源になります。
できれば、楽曲丸ごと、全パート打ち込んでみるのが良いと思います。
各パートのアレンジがどのようになっているのかを、視覚と聴覚の両方を使って確認することができますし、インプットできる情報の精度が格段に上がります。
7)毎日メロディを書く
メロディ作りは作曲の基本中の基本ですから、基礎練の感覚で毎日メロディを書いてみるのが良いと思います。
最初のうちはそんなにすらすらは出てこないと思いますが、どんなにつたなかろうが、なにかパクリだろうが構いません。毎日書き続けることが大事です!
名曲を生み出すことが目的なのではなく、これまでインプットしてきたものを具体的な音としてアウトプットすることが目的ですからね。
インプットしたものは、定期的にアウトプットしてあげないと知識・技術として定着しません。すぐ忘れちゃうんですね。
だから、せっかくインプットしたことを忘れないためにも、学んだことを生かしながらどんどんメロディを作ってみてください。続けているうちに知識や技術がどんどんあなたのものになっていきます。
8)人に聞いてもらう
楽曲ができたら、ぜひ人に聞いてもらいましょう!
「そんな、誰かに聞かせるなんて恥ずかしい…!」という方、安心してください。だれでも最初は恥ずかしいもの。
ぼくも、こっそり作曲していた曲を両親に聞かれていたときはこっぱずかしくて仕方なかったもんです。
でも、そんな羞恥心などすぐにどっかに飛んでいきます!どんどん人に聞いてもらって、自信をつけていきましょう。
そもそも音楽は人に聞いてもらってなんぼですからね!どうせ作るなら大勢の人に聞いてもらいたい!と思うのが音楽家の性。少しずつ慣れていくのがイチバンです。
いっそのこと、勇気を出してSNSにアップしちゃうのもアリですね。思わぬ高評価がもらえたりするかも?
9)演奏してもらう
聞いてもらうことの次のステップは、演奏してもらうことです!
打ち込みだけで作っているのと、実際に楽器を使って演奏してもらうのとでは難易度が驚くほど違います。
楽器に対する正しい知識や、アレンジに対する知識がないと、どんなに上手な演奏者さんに頼んでも思うような結果が返ってこないんですね。
ですから、そういうことの重要性に気づくためにも、そして何より、自分の曲を人に演奏してもらった時の喜びと感動を味わうためにも、ぜひチャレンジしてみてください。
なんなら、演奏してもらいやすいよう楽譜を作って渡しても良いでしょう!
10)ほめてもらう
最後はもはや精神論です!だけどすごーく大事。
8)や9)の目的のひとつでもありますが、自分の楽曲を人にほめてもらう経験って、モチベーションを高めるためにも、さらなる向上心を沸き立たせるためにも、最高の体験になります。
だれだって、ケチョンケチョンにけなされるよりほめてもらった方が嬉しいもんだし、やる気も湧いてきますよね!
どんなに技術が拙かろうが、その楽曲のどこかには必ず良さがあるものです。
そういったポジティブな意見をくれる仲間を見つけて、ほめてもらいましょう!
最初は、家族や恋人、気のおける友人など、身近なひとにほめてもらうのが安心かもしれませんね。
また、ぼくが主宰している音楽家のためのオンラインサロン「ワクラボ」では、お互いの作品や音楽活動をほめ合う文化が根付いてますから、ぼくらの仲間になっていただくのも良いかと思います。
まとめ
というわけで、作曲力を高めるために有効な、インプット&アウトプットの方法をご紹介しました!
どれも簡単に始められるものばかりだと思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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