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オーディオの基礎知識③:オーディオデータの編集テクニックをマスターしよう!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介です。

今日は、DAWを使ったオーディオデータの編集方法についてご紹介していきます。

  • テイクコンピング
  • さまざまな波形編集テクニック

複数の録音テイクをつなげてベストなテイクを作りたい!

オーディオデータを加工して理想のサウンドに仕上げたい!

そのために必要な各種テクニックを解説していきますので、ぜひご活用ください!

※こちらの内容は動画でも学習することができます。

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オーディオの基礎知識③:オーディオデータの編集テクニックをマスターしよう!

テイクコンピング

録音時に何度もテイクを重ねていると、テイクごとにうまくいった部分とそうでない部分が出てきます。

「1小節目はテイク3がよかったけど、2小節目はテイク2の方がよかったな〜!」

といった具合ですね。

そんな時は、それぞれのテイクのおいしい部分をつなぎあわせて、完璧なテイクに編集していきましょう。

このように、テイクをつなげてベストなトラックを作っていく作業のことを「テイクコンピング」といいます。

プレイリストに録りためたテイクの中から、うまく演奏している部分を選択してメインプレイリストにコピーしていきます。

このような編集が簡単にできる点も、DAWの良いところですね!

さまざまな波形編集テクニック

ここからは、オーディオデータを使った基本的な波形編集テクニックをご紹介していきます。

  1. 波形のカット
  2. フェードイン・フェードアウト
  3. フェードの調整
  4. レイヤー
  5. リバース(逆再生)

それぞれ順に解説していきます。

波形のカット

シンプルに、素材をカットしてしまう方法です。

同じ素材でも、長さが変わるだけで印象が全く変わるもの。

例えば、ハイハット、スネア、キックの素材を並べて作った以下のようなリズムトラックがあるとします。

オーディオ素材を並べて作ったビート

これらの素材の長さを変えるだけで、印象をガラッと変えることができます。

波形をカットしてリズムに動きを出した例

また、波形を極端にカットすることで、以下のような機械的なサウンドを作ることもできます。

波形をバッサリカットして機械的なサウンドを実現

フェードイン・フェードアウト

波形をカットした際に、切れぎわをそのままにしておくと「プチッ」というノイズが発生する原因となります。

これを避けるためには、フェードイン・フェードアウトをかけて切れぎわをキレイに処理しましょう。

フェードなし

フェードあり

 

 

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フェードの調整

フェードインやフェードアウトは、その長さによってもサウンドの印象が全く変わってきます。

自然な減衰を表現したいならば長めのフェードを、バッサリ切り落とした機械的なサウンドが欲しいならごく短いフェードをかけると良いでしょう。

フェードの長さによるサウンドの違い

フェードの形によるサウンドの違い

フェードの形によっても聞こえてくるサウンドは変わります。

直線、凸型、凹型、S字型など様々なフェードが選べますので、欲しいサウンドに合わせて適宜選択しましょう!

レイヤー

複数の音を重ねることを「レイヤー」といい、オーディオ素材を使ったビートメイクなどでよく使われる手法です。

例えば、オープンハイハットの素材にクローズドハイハットの素材を重ねてアタック感(打音)を強調するなどの使い方が考えられます。

また、素材それぞれの音量をコントロールしてブレンド具合を変えることで、音色にバリエーションを出すこともできます。

クローズドハイハットをレイヤーしてアタックをプラスした例

リバース(逆再生)する

DAWには、波形を逆再生させるための「Reverse(リバース)」というプラグインが実装されています。

これを使って一部の波形をリバースすることで面白い効果を得ることができます。

リバースを盛り込んだリズムパターン

 

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まとめ

というわけで、オーディオデータの基本的な編集テクニックについて解説しました。

オーディオデータを自在に加工できるようになると、MIDIだけでは実現が難しいさまざまなサウンドを作り出すことができるようになります。

非常に奥深い分野になりますので、今日ご紹介した基本をベースにさまざまな可能性を探ってみてください。

 

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