モーダルインターチェンジ①:モード(旋法)の仕組みを理解しよう!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介です。
今日からは、他のキーのコードを一時的に借りてくるテクニック「モーダルインターチェンジ」について解説していきます。
初回となる今回は、モーダルインターチェンジを理解する上での前提となる「モード(旋法)」に関する解説をお届けします。
- モーダルインターチェンジとモード
- モードとは?
- パラレルチャーチモード一覧
モーダルインターチェンジを効果的に取り入れることで、他のキーのもつ特性(例:マイナーキーなら暗い印象)を意図的に組み込むことができます。
少々複雑ですが、ひとつひとつ順を追って解説していきますので頑張ってマスターしていきましょう!
モーダルインターチェンジとモード(旋法)
モーダルインターチェンジとは、現在のキーとは異なるモード上に成り立つコードを一時的に借りてきて使うことがテクニック。
日本語では「借用和音」といわれることも多いです。
とはいえ、いきなり「モード」などといわれてもピンとこない方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、まずはモードについて詳しく解説していきますね!
モード(旋法)とは?
モードとは、あるスケールから派生した異なる配列を持つスケールのことを指します。
なかでももっとも基本的なモードは、メジャースケールから派生した「チャーチモード(教会旋法)」とよばれるスケール群です。
メジャースケールを構成する7つの音のうち、どの音を起点にスケールを開始するかによって、7種類の音階を作ることができます。
ひとつひとつ見ていきましょう。
■ イオニアンスケール(メジャースケール)
イオニアンスケール(Ionian Scale)は、メジャースケールを「階名ド」からスタートさせたモードです。
「ド」からスタートしているメジャースケールなので、メジャースケールそのものともいえますね。(当たり前)
■ ドリアンスケール
ドリアンスケール(Drian Scale)は、メジャースケールを「階名レ」からスタートさせたモードです。
■ フリジアンスケール
フリジアンスケール(Phrygian Scale)は、メジャースケールを「階名ミ」からスタートさせたモードです。
■ リディアンスケール
リディアンスケール(Lydian Scale)は、メジャースケールを「階名ファ」からスタートさせたモードです。
■ ミクソリディアンスケール
ミクソリディアンスケール(Mixolydian Scale)は、メジャースケールを「階名ソ」からスタートさせたモードです。
■ エオリアンスケール(ナチュラルマイナースケール)
エオリアンスケール(Aeolian Scale)は、メジャースケールを「階名ラ」からスタートさせたモードです。
「ラ」からメジャースケールをスタートさせるということは、そのまま「ナチュラルマイナースケール」と同じ音列になります。
■ ロクリアンスケール
ロクリアンスケール(Locrian Scale)は、メジャースケールを「階名シ」からスタートさせたモードです。
パラレルチャーチモード
先ほどご紹介した各モードをの開始音をすべて「C」に固定すると以下のような状態になります。
(Cメジャースケールに対する同主調であることからパラレルチャーチモードといいます。)
■ Cイオニアンスケール(Cメジャースケール)
■ Cドリアンスケール
■ Cフリジアンスケール
■ Cリディアンスケール
■ Cミクソリディアンスケール
■ Cエオリアンスケール(ナチュラルマイナースケール)
■ Cロクリアンスケール
まとめ
というわけで、モーダルインターチェンジの基礎となる「モード」の仕組みについて解説しました。
明日は引き続き、マイナースケールから派生したモードについてご紹介していきます。
そちらもぜひお楽しみに!
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