ダイアトニックコードを使った実践的コード進行テンプレ集!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介です。
以前、「カデンツ」や「終止」はコード進行のひな型として活用できるというお話をしたのを覚えてますか?
これらのカデンツは、それぞれ単体で用いられることはもちろん、複数個を組み合わせて使うことができます。
そこで今日は、
- カデンツに含まれる「T→D」「T→S」「S→D」という進行
- 同じ機能が連続する「T→T」「D→D」「S→S」という進行
- コード理論では出てこないが、決して出番の少なくない「D→S」という進行
の、合計7つの進行パターンをくみ合わせて、より実践的なコード進行のテンプレートをご紹介しようと思います。
トニックで始まるパターン16種類、サブドミナントで始まるパターン12種類の、合計28種類のテンプレートをご用意しましたので、ぜひご活用ください!
※ドミナント始まりのコード進行はあまり出番がないので割愛します。
トニック始まりのコード進行
まずは、もっとも基本となるトニック始まりのコード進行をみていきましょう。
【この記事でご紹介する譜例について】
- 譜例はあくまで一例です。同じ機能を持つ和音ならば自由に入れ替えることができます。
- 譜例は全てトライアドのみを使用していますが、もちろんテトラッド化もOKです。
■ T→Tで始まるパターン
TTDD
TTSS
TTSD
TTDS
■ T→Dで始まるパターン
TDTT
TDTD
TDTS
TDST
TDSD
TDSS
■ T→Sで始まるパターン
TSTD
TSTS
TSDT
TSDD
TSSD
TSDS
サブドミナント始まりのコード進行
実際の楽曲では、トニック始まりの進行のほか、サブドミナント始まりの進行もよく使われます。
聞き馴染みのある進行もたくさん出てくると思いますので、ひとつひとつ確認していきましょう。
■ S→Tで始まるパターン
STDT
STDD
STST
STSD
■ S→Dで始まるパターン
SDTT
SDTD
SDSD
SDSS
■ S→Sで始まるパターン
SSTD
SSDT
SSDD
SSDS
まとめ
というわけで、ダイアトニックコードを使った実践的コード進行のテンプレートをお届けしました!
今日ご紹介した28のパターンをつなげていくだけで、サクッと楽曲を組み立てることができると思います。
とくに、コード進行を考えるのに不慣れなうちは大いに役立つと思いますので、ぜひご活用くださいね!
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