つい口ずさみたくなる!自然なメロディづくり3つのポイント!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
今日は、つい口ずさみたくなるような自然なメロディを書くポイントについてお届けします。
歌モノでもインストでも、楽曲の主役はやっぱり「メロディ」。
メロディの良し悪しが、その曲を名曲たらしめるかどうかを左右するといっても過言ではありません。
自然で美しいメロディを書くためにも、作曲開始の段階から気をつけておきたい大事な3つのポイントをまとめてみました。
メロディで行き詰まることの多い方は、ぜひ参考にしてみてください!
つい口ずさみたくなる!自然なメロディづくり3つのポイント!
自然で美しいメロディを書く上で、気をつけておきたいポイントは以下の2点です。
- ポイント①:必ずメロディから着手する
- ポイント②:メロディは必ずリアルタイム入力で
- ポイント③:気に入らなければ何度も書き直す
それぞれ、詳しく解説していきます!
ポイント①:必ずメロディから着手する
アマチュアさんや学生さんからよくこんな質問を受けることがあります。
「作曲するときは、メロディとコードどちらから作りますか?」
この問いに対してはいろんな正解があるかと思いますが、ぼくの答えは以下の2択です。
- メロディから着手する
- メロディとコード同時進行でつくる
少なくとも自然なメロディを書く上では、コードから着手することはオススメしません。
なぜかというと、コードを先に固めてしまうことでメロディの選択肢が大幅に狭まってしまうからです。
やっぱ歌モノはメロから書きはじめるのが鉄則!
コードから作り始めちゃうと、
色気出して凝ったコードつかうほど、あとでメロのせるの大変になりますw
最初はシンプルなコードの上でメロをしっかり作って、
あとからリハモしたほうが断然自然に仕上がる!
ちなみに、最近の反省です(笑)
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) December 20, 2019
例えば、「メロディ的にはこのノートに飛ぶのが気持ちいいのに、コードに合わないから断念・・・!」なんてことになりかねない。
とくに、かっこいいコードをつけようと張り切ってリハモしようものなら、メロディが乗せにくいことこの上ない!
無理にメロを載せようとすればするほど、歌いにくく不自然なメロディが出来上がっていくことでしょう。
もちろん、メロに合わせてコードを変えてしまうという方法もなくはないのですが、そんなことするくらいだったら、メロディを先に作ってしまうか、メロとコードを同時進行で作った方がよほど効率的。
ですから、着手する順番としては
- メロディを作る
- コードをつける
- メロが完全に固まったらようやくリハモする
※1)と2)は同時進行でもオッケー!
という流れで作業を進めることで、より自然なメロディにたどり着きやすいかと思います。
ちなみに、メロディが先か?コードが先か?というテーマについては、以下の記事でも詳しく解説しておりますので、合わせて参考にしてみてください!
ポイント②:メロディは必ずリアルタイム入力で
自然なメロディ作りのポイントは、DAWへの打込み方法にも隠れていたりします。
ぼくがオススメしているのは、メロディは必ずリアルタイム入力することです。
もっというと、実際に歌いながら入力するのが一番理想的!
鍵盤が苦手な方なら、先にハナウタを録音しちゃって後からMIDIに起こすのもアリですね。
逆に、あくまで自然なメロディを書くという意味では、ステップ入力やマウス入力は避けた方が良いということになります。
メロディだけは絶対リアルタイム入力で打ち込んだ方がいいです。
実際にうたいながら打ちこむともっといい!
ステップ入力とかマウス入力だと、どうしても感情がのらずとってつけたようなメロに。
仮に下手くそだろうとあとから調整できるんだから問題なし!
とにかくメロはリアルタイムで。
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) January 7, 2020
思わず口ずさみたくなるような自然なメロディを作っていくためには、体の中から自然と沸き起こった感覚をストレートに出力することがとっても大事。
それをそのまま記録するには、リアルタイム入力やハナウタのような実際の演奏を伴う入力法の方が適しているというわけです。
ぜひチャレンジしてみてください!
ノートの入力方法に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、こちらもご活用いただければ!
ポイント③:気に入らなければ何度でも書き直す
いかにリアルタイムで打ち込もうとも、入力したメロディをピアノロール上でこねくり回すのは良くないです。
結局ステップ入力やマウス入力しているのと変わらないですからね・・・(^^;)
ことメロディに関しては、ちまちまエディットするくらいならいっそのこと書き直した方が早いし仕上がりもいい。
リアルタイム入力ならやり直しの手間もさしてかかりませんので、気に入ったメロディが出てくるまで何度でもやり直しましょう!
ぼくも常々、メロディは一切妥協せず、気に入るものが完成するまで何度でも書き直します。
ときには100個以上のアイディアを捨てることだってざらにあります。
書いては捨て書いては捨てを繰り返し、磨き上げた末に生まれるメロディこそが、心に響く名曲になるのだと思います。
ちなみに、それらのアイディアをいちいちストックしておくこともありません。
気に入らなかったものを残しておいてもどうせ使い道はないですからね!
まとめ
というわけで、自然なメロディ作り3つのポイントをご紹介しました。
メロディというのは誰でも気軽に作れるものである一方、プロですら頭を悩ませるほどに奥が深いもの。
とくに歌モノの場合は他のどんなパートよりも時間をかけて然るべき部分だと思いますので、ぜひ今日ご紹介した3つのポイントを意識しながらステキなメロディに仕上げてみてください!
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