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【DTM】MIDIの基礎知識①:ノート(音符)入力の基礎を理解しよう!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

今日からは、DAWを使ってデータを打ち込んでいくために必要なMIDIの基礎知識について解説していきます。

初回は、ノート入力の基礎から。

  • ノートとは?
  • ピアノロール
  • Bar・Beat・Tick
  • リアルタイム入力とステップ入力

知っている人にとっては当たり前の知識かと思いますが、繊細なグルーヴ作りのためにも必ず抑えておいて欲しいポイントでもあります。

MIDIに不慣れな方はもちろん、ある程度MIDIの扱いに慣れている方にも改めて読んでいただければ幸いです。

 

MIDIの基礎知識①:ノート入力の基礎

MIDIの基礎知識①:ノート入力の基礎

ノートとは?

ノートとは、ズバリ「音符」のこと。

「音符」のことを英語で「Note(ノート)」といいますが、MIDIにおいても同様の意味合いになります。

ノートにはいくつかのパラメータがあって、ノート1つにつき以下の情報が包含されています。

  • ノートの開始位置
  • ノートの高さ
  • ノートの強さ(ベロシティ)
  • ノートの長さ(デュレーション)

■ ノートの開始位置

楽曲上のどのタイミングからノートがスタートするかという情報です。

後述する「Bar」「Beat」「Tick」の順番で、何小節目の何拍目、何ティックからノートが開始するかが記録されています。

■ ノートの高さ

いうまでもなく音の高さのことですね。

入力されたノートがどの音程で演奏されるかが記録されています。

■ ノートの強さ(ベロシティ)

ノートには、そのノートがどのくらいの強さで演奏されるかという情報も記録されています。

ノートの強さをつかさどるパラメータを「ベロシティ」といって、打込みには欠かせないものとなっています。

■ ノートの長さ(デュレーション)

ノートには、そのノートがどのくらいの長さで演奏されるかという情報も含まれており、これを「デュレーション」といいます。

ちなみに、ここでいう「音の長さ」と、音符の解説記事でお話した「音価」とは意味合いが少し異なります。

音価が「楽譜に書き記すことができる便宜上の音の長さ」だったのに対し、デュレーションは、それよりさらに細かい「Tick(ティック)」という単位で音の長さを調節することができます。

(「Tick」については後ほど詳しく解説します。)

ピアノロール

ピアノロールとは、DAW上でノートを細かくエディットする画面のこと。

ピアノロール画面では、

  • ノートの位置
  • ベロシティ
  • デュレーション
  • その他各種パラメータ

など、さまざまな要素を細かくエディットすることができます。

■ ピアノロール画面の構造

ピアノロールは一般的な楽譜同様、縦軸に音の高さ、横軸に時間軸を表します。

画面左端には鍵盤のグラフィックがあしらわれ、各鍵盤に対応するノートを時間軸に沿って配置することで演奏を記録することができます。

DAWでのノート入力はピアノロール画面を中心に進んでいきますので、ご使用のDAWのマニュアルや参考書を見ながら、その挙動や使い方に慣れておきましょう!

Bar・Beat・Tick

「小節」や「拍」など、時間に関する単位を表す用語が「Bar」「Beat」「Tick」です。

それぞれ、以下のような意味です。

  • 「Bar」= 小節のこと
  • 「Beat」= 拍のこと
  • 「Tick」= 楽譜上には書き表せない細かい時間軸の単位

また、ピアノロール上に表示される縦線は「グリッド」といって、ノートを配置する際の目安として重宝します。

グリッドの細かさはユーザーが任意で変更することができるので、作業の目的に合わせて随時変更しながら使いましょう!

ピアノロール画面

■ Tickという単位について

「Tick(ティック)」とは、楽譜上に書き表すことのできない細かい音の時間軸を表す単位です。

昨今のDAWでは、「4分音符=960ティック」と定められている場合が多いですが、これを「960分解能」といいます。

960分解能 = 4分音符の960分の1の精度でエディットできる

Tick単位でノートをエディットすることにより、楽譜上には書き表すことができないような細かい精度で発音タイミングやデュレーションを調整できるため、より繊細なサウンド作りが可能になります。

リアルタイム入力とステップ入力

DAWにノートを入力する方法は大きく分けて2つあります。

1つは「リアルタイム入力」、もうひとつは「ステップ入力」です。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

■ リアルタイム入力

DAWの再生に合わせて、鍵盤をリアルタイムに演奏しながら入力する方法です。

実際の演奏がそのままMIDIに反映されるため、リアルな演奏感を残したままノート入力することができます。

一方で、弾いた情報がそのまま取り込まれてしまうため、鍵盤の演奏がニガテな方にとっては少々ハードルが高い入力方法でもあります。

(もちろんあとからエディットは可能です。)

■ ステップ入力

DAWを録音待機状態にしたまま、入力したい音符を1つずつ順番に入力する方法です。

リアルタイムに演奏するわけではないため、鍵盤がニガテな方でも安心して入力することができます。

ただし、あくまで機械的にノートを入力していくため、リアルタイム入力のようなリアルな演奏感は得られません。

生演奏のような生き生きとしたサウンドに仕上げたい場合は、あとから細かくエディットする必要があります。

■ 可能ならリアルタイム入力をマスターしよう

前述のとおり、リアルタイム入力は、演奏のニュアンスをダイレクトにデータに反映することができます。

とくにピアノの打ち込みやリズムの打ち込みにおいて、このことによる恩恵は非常に大きいです。

生演奏のようなリアルな強弱やグルーヴ感をそのまま再現できるわけですからね。

ぼくはさして鍵盤が得意なわけではありませんが、それでもデータは全てリアルタイム入力します。

多少のミスがあっても後から編集可能ですから、臆することなくリアルタイム入力に挑戦して、少しずつ慣れていけるようトレーニングしていきましょう!

 

まとめ

というわけで、DAWのノート入力に関する基本的な知識をご紹介しました!

すでに知っている人にとっては当たり前すぎるお話でしたが、今後の学習を進めていく上でも必ず抑えておいて欲しい前提知識でもあります。

今日ご紹介した用語は以後の記事でも頻繁に登場しますので、しっかりと覚えておいてくださいね。

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