【音楽ビジネス】プロ作曲家になりたい方必見!売れっ子作曲家が実践している7つの心得!!
こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。
今日は、「売れっ子作曲家が実践している7つの心得!!」と題して、クライアントさんに引っ張りだこな作家が心がけている7つの習慣についてお話したいと思います。
プロとして活躍するためには、クオリティの高い作品を作れるだけでは不十分。
むしろ、音楽力以外の部分にも大きく左右されるものです。
そこで今回は、
- プロはどのようなことを心がけているのか?
- プロはどのように振舞っているのか?
ということについて詳しくまとめてみました。
もしあなたがプロ作曲家を目指すのであれば大いに役立つ情報かと思いますので、ぜひお役立ていただければ幸いです!
プロ作曲家になりたい方必見!売れっ子作曲家が実践している7つの心得!!
売れっ子作曲家が実践している7つの心得は以下の通りです。
- レスが早い
- 明るい
- 顔が広い
- リテイクが少ない
- 文句言わない
- 納期前に余裕を持って納品する
- オーダー以上のものを提案
それぞれ詳しく説明していきます!
クライアントに引っ張りだこな作曲家って
1)レス早い
2)明るい
3)顔広い
4)リテイク少ない
5)文句いわない
6)納期前に余裕の納品
7)オーダー以上のものを提案が当たり前。
クォリティ高いのは大前提で、プラスαのサービス精神なんですよね。
1〜7全部やったらそりゃ売れます。
— 作曲家・稲毛謙介(イナゲケンスケ) (@Ken_Inage) April 7, 2020
1)レスが早い
売れっ子作曲家さんは、とにかくレスが早いです。
制作の仕事をスムーズに進める上で、コミュニケーションのスピードはまじで大事!!
というか、仕事がデキる人でレスの遅い人をみたことがありません。
制作会社さんによっては、全クリエイターに3時間以内のレスを義務付けているところもあるくらいです。
考えてみれば当たり前の話。
レスが早ければ、それだけ相手も待ち時間なしで即座に次の対応ができます。
相手に対する十分な配慮ができる人ならば、自ずとレスが早くなって当然なんですね。
逆に、このひと大丈夫かな?という人は総じてレスが遅い。
相手の待ち時間などお構いなしで自分のペースで仕事しちゃうんでしょうね…。
何事も相手を慮る気持ちから!
メールやメッセージを確認したら即時返信!これが鉄則です。
2)明るい
売れっ子作曲家は総じて皆明るいです。
クリエイター業とはいえ、結局は人対人。
無愛想な人よりも、いつもニコニコしている人の方が仕事しやすいのは当然でしょう。
エラそうに語ってますが、ぼくは元々決して明るい性格ではありませんでした。(むしろクールぶってたイタイやつでしたw)
よほど世界観を大事にしているアーティストさんならまだしも、クライアントワークにおいて、性格が暗くていいことなんてなにひとつないんですよ。
会話は弾まないし、なに考えてるか伝わりにくいし。
なので、ぼくは大人になってからこの部分めちゃめちゃ矯正しました!
今はすこぶる明るくて社交的です。(仲間たちからは「社交的な隠キャ」と揶揄されています。)
愛想、笑顔、大事!!
ちなみに、ステージの上ではダークな世界観を醸し出しているヴィジュアル系バンドのメンバーさんですら、舞台ウラじゃめちゃ明るかったりします。
世の常ですね!
3)顔が広い
売れっ子クリエイターはとにかく顔が広い!!
業界とわず、様々な人と幅広く交流しています。
作曲業のようなクライアントワークというのは、ただ技術があるだけで食っていけるほど甘くはありません。
クライアントさんとの信頼関係が何よりも大事です。
そんな信頼関係を築いていく上で、非常に重要な要素が「人脈」です。
仮にあなたがどこかへ営業に行ったとき、共通の知り合いがいるのといないのとでは信頼関係を築くスピードが段違いなのは想像がつくかとおもいます。
ましてや、その出会いが誰かの紹介ならばなおのこと会話も弾むでしょう!
顔が広ければそれだけ、多くのクライアントさんと関係を築くのも早い!
とにかく、顔を広げましょう!(そしてそのための笑顔!!)
4)リテイクが少ない
売れっ子クリエイターさんはリテイクも少ないです。
むしろ、リテイクが少ないことはサービスの一環といっても過言ではないくらい。
実は、リテイクをもらってツラいのはクリエイターだけではない!
リテイクを出すクライアントさんもかなり大変なんです。(実際に誰かに仕事を任せてみると痛いほどよくわかると思います。)
リテイクがかさめばそれだけ何度もチェックしなきゃいけないし、どのようにイメージを伝えたら理想の楽曲が上がってくるのか頭使うし。
だから、リテイクが少ないのは自分にとってもクライアントさんにとってもWin-Winなことなんですね。
そのためには、
- 相手の要望、発注の意図を的確に汲みとれる「理解力」
- それをきちんと音に変換できる「技術力」
- 不足している情報を聞き出すための「質問力」
この3つの能力がすごく大事です。
5)文句いわない
前述のとおり、リテイクが少ないに越したことはありません。
といっても、どんな優秀な作曲家だってなにかしらの行き違いでリテイクが出てしまうことは少なくありませんよね。
このようなリテイクに対して、売れっ子クリエイターさんは決して文句をいいません。
よほどひどい発注ミスならまだしも、自分の提出物に対してクライアントさんから何らかのリテイクを受けた場合は、少なくとも先方が考える理想のサウンドとはなにかが違うことだけは確かなわけです。
作品を通してクライアントさんの理想を叶えてあげるのが作曲家の仕事。
クライアントさんが満足していない以上、満足するまで徹底的に付き合ってあげるのが我々の責務というものですね。
リテイクに対して我々が発するべき言葉はただひとつ。
元気よく「承知しました!」とだけ伝えましょう!
(でも、わからないことがあったらちゃんと質問しましょうね。)
6)納期前に余裕を持って納品する
売れっ子クリエイターさんは納品も早いです!
手前味噌で恐縮ですが、ぼくはいつも納期の1週間前には仕事を終わらせるよう心がけています。
もちろん、そもそも発注段階で納期まで日がない場合や、自分がコントロールできない事情がある場合(レコーディングスケジュールが納期の直前になってしまった場合など)は仕方ないですが、少なくとも全て自分でスケジュールをコントロール可能な仕事なら、相当余裕を持って納品します。
余裕を持って納品することによって、万が一データに不備があったり、クライアントさんから追加の要望があったとしても問題なく対応できますし、新しい仕事に着手できるスピードも早くなります。
余裕があって困ることはありませんから、常に早め早めの対応で気持ちよく仕事を終わらせましょう!
7)オーダー以上のものを提案
こちらはもはや言わずもがなかと思いますが、売れっ子は常にクライアントさんの期待を上回る楽曲を提案するものです。
自分がサービスを受ける側だったら、オーダー通りのものが上がってくるのとオーダー以上のものが上がってくるの、どちらが嬉しいでしょ?
答えは明白ですよね!
オーダーの要件を満たせていないのは論外ですが、ただ言われたままオーダー通りに作って満足してしまうだけでは売れっ子への道はほど遠いかとおもいます。
クライアントさんの期待以上の作品を提示してこその売れっ子です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今日ご紹介した7つの心得、じつはどれも「言われてみれば当たり前」のことばかりでしたよね?
お客さんが喜ぶことを徹底して実践すれば、お客さんの満足度もアップして売れっ子になっていく。
至極当然のことだとおもいます。
どれも難しいことではありませんしいますぐ実践できることばかりだと思いますので、ぜひ今日からチャレンジしてみてください!
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