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キーボード音源選びのポイント&オススメのキーボード音源&バンドル10選をご紹介!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介です。

今日は、リアルなキーボードサウンドを実現する上で欠かせないキーボード音源の選び方とオススメ音源について解説していきます。

  • キーボード音源選びのポイント
  • オススメのキーボード音源10選

ひとくちにキーボード音源といっても、その種類はさまざま。

目的にあった音源を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?

そんなキーボード音源選びの参考になるよう、選別のポイントやオススメ音源についてまとめました。

ぜひご活用いただければ幸いです!

 

キーボード音源選びのポイント&オススメのキーボード音源&バンドル10選をご紹介!

キーボード音源選びのポイント&オススメのキーボード音源&バンドル10選をご紹介!

キーボード音源選びのポイント

キーボードには、アコースティックピアノエレクトリックピアノクラビネットハモンドオルガンなど、さまざまな種類があります。

それらの音源を揃えようと思っても、どれを買ったらいいか迷ってしまいますよね?

そこで今回は、以下の3つの観点から音源選びの参考になるような情報をまとめていきます。

  1. 初心者でも手軽に導入&打込める音源
  2. 汎用性の高い音源&バンドル
  3. 再現度の高い専用音源

初心者の方ならば、まずは「1.初心者でも手軽に導入&打込める音源」を選ぶとよいでしょう。

キーボードの打込みに慣れてきたら、次に「2.汎用性の高い音源&バンドル」のうち1つを買って多様なキーボードサウンドをゲット。

その後、「3.再現度の高い専用音源」を買い足していくのが良いのではないかと思います。

それぞれの用途別におすすめの音源をご紹介していきますので、ぜひご活用ください!

1. 初心者でも手軽に導入&打込める音源

まずは、比較的手軽に導入できる&簡単に打込めるなど、初心者にもおすすめの音源をご紹介していきます。

  • XLN Audio「Addictive Keys」
  • TOONTRACK 「EZ KEYS」
  • MODARTT「Pianoteq」

これらの音源は、比較的安価に入手できたり、動作が軽かったり、打込みが簡単だったりと、初心者の方にも安心してオススメできるものばかり。

一方で、プロユースにも耐えうるだけの十分なポテンシャルも秘めていますので、長く愛用できるたのもしい音源たちです。

早速1つずつ見ていきましょう!

XLN Audio「Addictive Keys」



安い!軽い!クオリティも高い!と3拍子揃ったキーボード音源の定番。

タイトでヌケの良いサウンドが特徴で、とくにバンドサウンドとの相性はバツグン。

さまざまなマイクポジションやエフェクトを組み合わせて細やかな音作りができる点も魅力のひとつです。

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TOONTRACK「EZ KEYS」



MIDIフレーズが多数収録されており、それらを用いて簡単にキーボードトラックを作れる「EZ KEYS」。

お気に入りのMIDIフレーズをドラッグ&ドロップして、コードを指定するだけで簡単にそれらしいアレンジが完成します。

キーボードアレンジに不慣れな方はもちろん、サクッとスケッチを作りたい時などにも役立つ便利な音源です。

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MODARTT「Pianoteq」



こちらは、物理モデリングピアノ音源として人気の高いもの。

サンプリング音源とは違い、楽器の構造を直接エディットして多様な音色を作り出すことができる自由度が魅力です。

もちろん、物理音源ならではの圧倒的低容量&機敏な動作も健在。

なんと40MBという超低容量ながらも、サンプリング音源に負けないリアルなサウンドを実現しています。

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2. 汎用性の高い音源&バンドル

次に、バンドアレンジで使用する各種キーボードを包括的に収録した汎用性の高い音源&バンドルをご紹介していきます。

  • Native Instruments「KOMPLETE」
  • Spectrasonics「KEYSCAPE」
  • Arturia「V Collection」

アコースティックピアノエレクトリックピアノクラビネットハモンドオルガンなどの各種音源を幅広く収録しているため、あらゆるシーンで活躍してくれるものばかり。

早速見ていきましょう!

Native Instruments「KOMPLETE」



バンド楽器、シンセ、オーケストラにいたるまで、あらゆる楽器のサウンドが収録された総合音源「KOMPLETE」。

キーボード音源の種類も豊富で、数種類のアコースティックピアノエレクトリックピアノクラビネットハモンドオルガンなど多数の音源が収録されています。

これ1つでほとんどのキーボードサウンドがまかなえてしまうのは非常に嬉しいポイントですよね。

DTMをやるなら持っておいて損はない音源です!

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Spectrasonics「KEYSCAPE」



本カリキュラムでもたびたび登場しているキーボード音源の定番!

ピアノエレピクラビネットをはじめとした多様なキーボードを実機さながらの圧倒的再現度で収録。

そのクオリティは、目をみはるものがあります。

ハモンドオルガンが収録されていないのはやや惜しい点ではありますが、それを補ってあまりあるクオリティと汎用性の高さでイナゲ一押しの音源となっています。

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Arturia「V Collection」



ヴィンテージシンセ&キーボードのエミュレーションバンドルとして人気の高い「V Collection」。

往年の名機を忠実に再現した細やかなディティールとその種類の豊富さも相まって多方面で活躍できる音源です。

シンセバンドルのイメージの強い「V Collection」ですが、アコースティックピアノをはじめ、ローズやウーリッツァークラビネットハモンドオルガンにいたるまでさまざまなキーボードが収録されています。

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3. 再現度の高い専用音源

ここからは、各楽器の再現度の高い専用音源をご紹介していきます。

  • Synthogy「Ivory II」
  • 8dio 各種ピアノ音源
  • Cinesamples「CinePiano」
  • IK Multimedia「Hammond B-3X」

汎用性こそ乏しいものの、元となる楽器の再現度はピカイチ。

動作が重くハイスペックなコンピュータが必要な音源も多いですが、その分サウンドクオリティは文句なし。

ワンランク上のサウンドを目指す方にはぜひ導入をおすすめしたいものばかりです。

Synthogy「Ivory II」



ハイクオリティアコースティックピアノの大定番。

その圧倒的大容量と再現度の高さから、長年プロユースで愛用されてきました。

ややクラシックよりのサウンドではありますが、オールジャンルで活躍できるだけの多様なプリセットがリリースされています。

そのリッチなサウンドには目をみはるものがあり、とくにピアノソロやオーケストラとのアンサンブル、バラードなどで重宝するでしょう。

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8dio 各種ピアノ音源



こちらはオーケストラ系の音源メーカーとして有名な8dioのピアノ音源。

いくつかの種類があり、それぞれに特徴的なサウンドをもっています。

中でもオススメなのが「1985 Passionate Piano」。

先ほどの「Ivory」同様非常にリッチなサウンドで、圧倒的存在感を放ちます。

こちらもピアノソロやオーケストラとのアンサンブルでとくに力を発揮してくれるでしょう!

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Cinesamples「CinePiano」



またしてもオーケストラ系音源メーカーからのエントリーとなりますが、こちらもオススメのピアノ音源となっています。

エピック系にマッチするシンフォニックなサウンドをもってはいますが、比較的ポピュラーなシーンでも活躍しやすいやや明るめの印象。

前2つよりもバンドサウンドでは使いやすいものとなっています。

とくにバラードなどでピアノをリッチに聴かせたい場合にはオススメですね!

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IK Multimedia「Hammond B-3X」



最後にご紹介するのは、IK Multimediaからリリースされているハモンドオルガン専用音源。

ハモンドオルガンの名機「B-3」を忠実に再現したもので、実機さながらの操作感&機能で細やかな音作りが可能となっています。

とくに、レスリースピーカーやアンプのセッティングにおける自由度の高さは一級品。

リッチなサウンドと相まって、オルガントラック制作の第一候補になる即戦力音源です!

メーカー/代理店サイト

まとめ

というわけで、キーボード音源選びのポイントとおすすめの音源をご紹介しました。

とくに、汎用性の高い「KOMPLETE」や「KEYSCAPE」「V Collection」は1つはもっておいて損はないものばかり。

それらを軸に、さらにサウンドを強化したい部分を中心に専用音源を買い足していくと良いでしょう。

今日の記事を参考に、ぜひあなたにぴったりの音源を見つけてくださいね!

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