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【音楽理論】「単純拍子」「複合拍子」「変拍子」、3種類の拍子を理解しよう!【DTM】

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

今日は、前回の記事でご紹介した「拍子」について、より詳しく解説していきたいと思います。

  • 単純拍子
  • 複合拍子
  • 変拍子

拍子にはじつに多様な種類があり、そのどれもが個性的なキャラクターをもっています。

それぞれの特徴やノリを理解することで、楽曲のリズム感にも多様なバリエーションを出すことができますので、しっかりとマスターしていきましょう!

 

さまざまな「拍子」

さまざまな「拍子」

拍子は、大きくわけて以下の3種類に大別されます。

  • 単純拍子
  • 複合拍子
  • 変拍子

それぞれ詳しくみていきましょう!

単純拍子

まずは、もっとも基本的でシンプルな拍子である「単純拍子」について解説していきます。

呼び名こそ耳馴染みのないものかもしれませんが、「4拍子」「3拍子」など、みなさんが普段から慣れ親しんでいる拍子ばかり。

単純拍子には以下の3つの種類があります。

【単純拍子の種類】

  • 2拍子
  • 3拍子
  • 4拍子

■2拍子

「強拍・弱拍」が交互に繰り返されるシンプルな拍子です。

その構造から人間の足踏みと相性がよく、マーチ(行進曲)でよく使われます。

4分音符を1拍とした4分の2拍子、2分音符を1拍とした2分の2拍子がメジャーどころです。

4分の2拍子・2分の2拍子

いずれも聞こえ方は同じになります。

■3拍子

「強拍・弱拍・弱拍」という組み合わせでできており、ワルツやメヌエットなど西洋の舞曲でよく使われる拍子です。

4分音符を1拍とした4分の3拍子がもっともメジャーですが、8分音符を1拍とした8分の3拍子もあります。

4分の3拍子

8分の3拍子

8分の3拍子は強拍の比重が強く、「8分音符3個分を1拍とした1拍子」に近いグルーヴを持っています。(≒付点四分音符を1拍とした1拍子)

■4拍子

「強拍・弱拍・中強拍・弱拍」の組み合わせで構成される、拍子の代表格。

ジャンルを問わず、あらゆるシーンで活躍します。

4分音符を1拍とした4分の4拍子がもっともメジャーです。

4分の4拍子

複合拍子

「複合拍子」は、単純拍子を複数個組み合わせた拍子で、その多くは8分の3拍子をベースとするものが中心です。

前述の通り、8分の3拍子は「8分音符3個分を1拍とみなした1拍子」のように感じるとご説明しましたが、それを複数個組みあわせて様々な拍子が作れます。

8分音符3つ分(=付点4分音符)を1拍としてみなすのが特徴で、3連符が連続するようなイメージの聞こえ方になります。

【複合拍子の種類】

  • 8分の6拍子
  • 8分の9拍子
  • 8分の12拍子

■8分6拍子

付点4分音符を1拍とした2拍子です。

通常の2拍子同様、マーチでもよく使われます。

■9拍子

付点4分音符を1拍とした3拍子です。

通常の3拍子同様、舞曲にも使われます。

■12拍子

付点4分音符を1拍とした4拍子です。

こちらも一般的によく用いられます。

変拍子

「変拍子」は、2拍子と3拍子を複数個混ぜ合わせた拍子です。

そのため「混合拍子」ともいわれます。

【変拍子の種類】

  • 5拍子
  • 7拍子
  • 8拍子

■5拍子

2拍子1つと3拍子1つを組み合わせた拍子です。

その組み合わせ方から、以下のような種類が考えられます。

  • 「3+2」= 強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍
  • 「2+3」= 強拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍

「3+2」の5拍子

「2+3」の5拍子

■7拍子

2拍子2つと3拍子1つを組み合わせた拍子です。

その組み合わせ方から、以下のような種類が考えられます。

  • 「3+2+2」= 強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍・中強拍・弱拍
  • 「2+3+2」= 強拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍
  • 「2+2+3」= 強拍・弱拍・中強拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍

「3+2+2」の7拍子

「2+3+2」の7拍子

「2+2+3」の7拍子

■8拍子

2拍子1つと3拍子2つを組み合わせた拍子です。

その組み合わせ方から、以下のような種類が考えられます。

  • 「3+3+2」= 強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍
  • 「3+2+3」= 強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍
  • 「2+3+3」= 強拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍・中強拍・弱拍・弱拍

「3+3+2」の8拍子

「3+2+3」の8拍子

「2+3+3」の8拍子

 

まとめ

というわけで、さまざまな拍子をご紹介しました。

特に変拍子においては、今日ご紹介したもの以外にもたくさんの種類が存在します。

楽曲を聴いていて「おっ?」と思うような拍子に出会った場合には、その拍子がどのような構造になっているかを分析してみると面白いと思います。

ぜひ色々と研究してみてください!

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