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【音楽理論】コード理論とは?和声学との違い、習得のメリットを解説!【DTM】

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

本日から、コード理論特集がスタート!

初回となる今日は、

  • コード理論とは?
  • コード理論と和声学との違い
  • コード理論を学ぶことのメリット

について詳しく解説していきます!

コード理論に対する正しい理解は、作曲やアレンジの幅を広げ、音楽の学習速度も大幅にアップさせてくれますので、ぜひ楽しみながら学んでくださいね!

 

コード理論とは?

コード理論とは?

コード理論とは、その名の通り「コード」すなわち「和音」の取り扱いについて体系化された音楽理論です。

音楽の主要構成要素である

  • メロディ
  • コード
  • リズム

のうち、楽曲の中核をなす「和音」について、その構造と美しい進行の両面について学ぶことができます。

 

コード理論と和声学の違い

コード理論と和声学の違い

同じく「和音」を取り扱う音楽理論として「和声学」があります。

一般的に、

  • ポピュラー音楽ではコード理論
  • クラシック音楽では和声学

を中心に学ぶことが多いのですが、昨今はクラシック音楽でも多様な和音が使われるようになったことから、ポピュラー、クラシック問わず、コード理論の習得は必要不可欠となりました。

両者の特徴をみてみましょう。

コード理論の特徴

コード理論は、ジャズを源流とするポピュラー音楽全般における和音の取り扱いについて体系化された理論です。

現代の調性音楽で用いられるほとんどの和音について、

  • 和音の構造
  • 美しい進行
  • コード上で使用することのできる各種スケール

を中心に詳しく学ぶことができます。

後述する和声学と異なり、シンプルに「和音」の振る舞いについてのみ述べられているため、作編曲の理論としてはもちろん、各種楽器の演奏にも役立つ汎用性の高い理論となっています。

和声学の特徴

和声学は、古典的なクラシック音楽における和音の取り扱いについて体系化された理論です。

コード理論とちがい、和声学では「和音の進行」だけでなく、以下の3つの点についても言及されるのが特徴です。

  • 「四声体」と呼ばれる4つの声部のみを用いた書法が用いられる点
  • 和音の進行だけでなく、響きの美しさについても言及される点
  • 各声部の流れ(≒ メロディラインの美しさ)にも言及される点

より作編曲に特化した理論と考えることもできますね。

和声学の解説やお作法については以下の記事で詳しく解説しておりますので、合わせて参考にしてください。

 

コード理論を学ぶことのメリット

コード理論を学ぶことの有効性

ここからは、コード理論を学ぶことでどんなメリットがあるのか?をご説明していきます。

【コード理論を学ぶことで得られるメリット】

  1. 自然なコード進行を迷いなく使えるようになる
  2. アレンジの幅が格段に広がる
  3. さまざまな理論の習得が容易になる
  4. 作編曲だけでなく、楽器の演奏にも役立つ
  5. ミュージシャン同士の意思疎通が容易になる

それぞれ詳しく解説していきます!

■ 1. 自然なコード進行を迷いなく使えるようになる

  • 「なんとなく感覚でコードを組み立てていると、どうしても不自然になってしまう・・・。」
  • 「仮にうまく組み立てることができても、どうしてうまくいったのかわからない・・・。」
  • 「使うコードがいつもワンパターンになってしまう・・・。」

上記のようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

コード理論を学ぶことで、そのような悩みを全て払拭することができます。

コード理論をはじめとした音楽理論は、美しい音楽の「型」を体系化したもの。

先人たちの残してくれた「美しい音楽の法則」を知ることで、迷うことなく自然なコード進行を使えるようになります。

■ 2. アレンジの幅が格段に広がる

コード理論を学び始めると、世の中には実に多種多様な和音が存在していることがわかります。

ヒットチャートでよく聞くようなメジャーな進行はもちろん、ちょっとオシャレでエモーショナルな進行、ジャズで用いられるような複雑な和音まで。

あなたの想像をはるかに上回るコード進行のバリエーションが存在していることがわかるでしょう。

そのような和音を自在に使いこなすことができるようになれば、アレンジの幅が格段に広がること間違いなしです。

■ 3. さまざまな音楽理論の習得が容易になる

コード理論を学ぶことで、さまざまな音楽理論の習得が格段にラクになります。

例えば、先ほどご紹介した「和声学」を習得する上でも、先にコード理論を学んでおくことのメリットは大きいです。

コード理論が「和音の振る舞い」のみについて述べられているのに対して、和声学では「響き」や「各声部の動き」に対しても言及されているため、習得がちょっとムズカシイ。

コード理論を先に学んでおくことで、和音の振る舞いについてあらかた理解した上で和声学に着手できるため、スムーズに習得することができます。

また、楽曲分析においても大いに役立つ点も魅力ですね!

これまでOTOxNOMAでご紹介した、ストリングスアレンジホーンアレンジに対する理解もより一層深まると思います!

■ 4. 作編曲だけでなく楽器の演奏にも役立つ

コード理論を理解しておけば、ピアノやギターを用いた伴奏や各種アドリブなど、演奏の幅も格段に広がります。

ある程度楽器が弾ける人ならば、簡単なコード譜があるだけで、ちゃちゃっと楽曲を演奏することもできるようにもなるでしょう。

レコーディング現場で活躍するスタジオミュージシャンたちは、コードと簡単なキメだけが記載された「マスターリズム譜」と呼ばれる楽譜を見て素晴らしい演奏をしてくれます。

これも、彼らがコード理論に習熟しているからこそできる芸当ですね。

■ 5. ミュージシャン同士の意思疎通が容易になる

コード理論は、ミュージシャン同士の共通言語としても多分に機能してくれます。

クリエイター同士の会話はもちろん、レコーディングやアンサンブル時にプレイヤーさんと意思疎通がしやすくなることもメリットのひとつです。

 

まとめ

というわけで、コード理論とはなんなのか、その特徴やコード理論を学ぶことのメリットについてお伝えしました。

コード理論の習得は、あらゆる面であなたの音楽力を高めてくれます。

クリエイターさんにもプレイヤーさんにもオススメの理論ですので、ぜひOTOxNOMAを活用してガンガン学んでいってくださいね!

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