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フューチャーベースとは?その成り立ちと特徴&オススメの楽曲を紹介!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

今日は、新企画の題材である「フューチャーベース」について、その成り立ちと特徴をオススメの楽曲を交えながら解説していきたいと思います。

  • フューチャーベースとは?
  • フューチャーベース3つの特徴
  • 派生ジャンル「Kawaii Future Bass」について

2010年代後半に一世を風靡した大人気ジャンルが、一体どのようにして出来上がっていったのか?

そしてどのような特徴を持っているのか?

わかりやすく解説していきますので、一緒に学んでいきましょう!

※本企画はデータ連動企画となっています。講師イナゲが作った楽曲のパラデータをダウンロードすることができますので、ぜひそちらも合わせてご活用ください!パラデータのダウンロードはコチラ

こちらの楽曲データがダウンロードできます。

 

 

フューチャーベースとは?その成り立ちと特徴&オススメの楽曲を紹介!

フューチャーベースとは?

フューチャーベースとは、2010年代、とくに2016年以降から急激な盛り上がりを見せている新しいEDMのジャンルです。

その名前からもわかる通り、フューチャーベースは「ベースミュージック」とよばれるカテゴリのひとつ。

「ベースミュージック」は、「ドラムンベース」や「ダブステップ」などのように、重厚なベースサウンドが特徴の音楽で、フューチャーベースもその派生ジャンルとして誕生しました。

フューチャーベース誕生にもっとも大きく影響を与えたのは、UKガラージからの流れを汲む「ダブステップ」と、ダブステップ要素を取り入れたヒップホップ「トラップ」の2種類です。

いずれも「ベースミュージック」にふさわしい重厚なベースサウンドをもつジャンルですが、その影響を多分に受けながら新しいジャンルとして確立したのがフューチャーベースというわけですね。

とくにドロップ(=サビ部分)で、その名残を聞くことができます。

オススメの楽曲①:Jason Ross『Intertwined (feat. RUNN)』

 

フューチャーベースの特徴

フューチャーベースの特徴は以下の3つです。

  1. ダブステップの流れを汲むハーフタイムビート
  2. アンビエントな導入部と激しいドロップの対比
  3. 特徴的なヴォーカルチョップ

それぞれ詳しくみていきましょう!

■ 1.ダブステップの流れを汲むハーフタイムビート

フューチャーベース最大の特徴は、ドロップで演奏されるハーフタイムの2ステップ・ビートです。

どんなフューチャーベースでも、ドロップでは必ずこのリズムが取り入れられており、フューチャーベースを特徴づける大きなポイントとなっています。

楽曲によっては、ドロップはまるまるダブステップ(ブロステップ)で演奏されることもあり、印象的なワブル・ベースサウンドが取り入れられることも多い。

両者が非常に親和性の高いジャンルであることが伺えますね!

オススメの楽曲②:Excision, Whales & Riell『The Last Time』

ドロップ部分でガッツリと「ブロステップ」要素を取り入れています。

 

■ 2.アンビエントなヴァースと激しいコーラスの対比

前述の通り、非常に親和性の高い「ダブステップ」と「フューチャーベース」。

両者の決定的な違いを挙げるならば、その「構成の違い」につきるでしょう。

楽曲全体でエネルギーの高いサウンドが続くダブステップに対し、フューチャーベースでは、アンビエントな導入部から徐々に盛り上がりを見せて最高潮のドロップに達するのがお約束。

ドロップこそダブステップ由来のアグレッシブなサウンドが定番ですが、前半は静かでアンビエントなサウンドになっていることが多いんですね。

この構成は「テンプレか!」と思うほどに様々な楽曲で採用されているので、ぜひ着目してみてください。

オススメの楽曲③:Nurko『Blindspot Pt.2 ft.Devon Baldwin』

アンビエントな導入部とハイエナジーなドロップの対比は必聴。

 

■ 3.特徴的なヴォーカルチョップ

フューチャーベースでは、ドロップ部分に歌が入ることは稀です。

ヴォーカルが入る場合でも、ドロップ前までに歌が完結し、ドロップではその声を加工して使用する手法がよくみられます。

これを「ヴォーカルチョップ」といって、ヴォーカル素材の波形を切り刻んだり、サンプラーでピッチを変えながら新たなメロディラインを作り出していきます。

このような手法も、フューチャーベースの大きな特徴となっています。

オススメの楽曲④:Pushing Daizies『Want It To End』

ヴォーカルチョップを魅力的に活用しています。

 

派生ジャンル「Kawaii Future Bass」

ここまでご紹介した正統派フューチャーベースをルーツとしながらも、新たなジャンルとして誕生したのが「Kawaii Future Bass(カワイイフューチャーベース)」です。

ジャンル名に日本語が入っていることからもお察しいただけるかと思いますが、「Kawaii Future Bass」は、日本が発祥となった極めてめずらしいEDMです。

その名の通り、「とにかくカワイイ」のが特徴!

(それ以外に説明しようがない・・・)

フューチャーベースの特徴を踏襲しつつも、ポップで可愛らしい音を随所に散りばめたサウンドが決め手!

フューチャーベースの派生ジャンルではありますが、これはこれでもはや一つのジャンルを築き上げてしまっているくらい人気のジャンル。

ぜひこちらも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?

オススメの楽曲⑤:Shawn Wasabi『Marble Soda』

Kawaii Future Bassの一例。そのコラージュセンスはもはや脱帽です!

 

 

まとめ

というわけで、フューチャーベースの成り立ちとその特徴、おすすめの楽曲などをご紹介いたしました。

どんなジャンルも、ルーツや特徴を理解することでより説得力のある楽曲作りが可能になりますので、ぜひ今日の記事を参考に色々と研究してみてください。

次回からは、より具体的なトラック制作の流れについて解説していきますので、そちらもぜひ楽しみにしていてくださいね!

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