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ベース音源選びのポイント&用途別オススメ音源9選をご紹介!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介です。

今日は、リアルなベースサウンドを実現する上で欠かせないベース音源の選び方と9つのオススメ音源について解説していきます。

  • ベース音源選びのポイント
  • 用途別オススメのベース音源

数あるベース音源の中からどの音源を選べばよいのか?

自分のスタイルにマッチした音源はどれなのか?

ベース音源の購入や制作時の音色選びに活かせるよう、9つのオススメ音源を用途別にまとめました。

ぜひご活用いただければ幸いです!

 

ベース音源選びのポイント&用途別オススメ音源9選をご紹介!

ベース音源選びのポイント&用途別オススメ音源9選をご紹介!

ベース音源選びのポイント

楽曲の土台を支える重要なパート「ベース」。

その音源選びは、曲作りにおいても大きなウェイトを占めるものですよね。

メーカー各社からさまざまなベース音源がリリースされていますが、どの音源を選ぶのが良いのでしょうか?

用途によって適した音源が変わってきますので、3つのケースに分けて考えてみようと思います。

  1. クオリティと汎用性が高い音源が欲しい場合
  2. 簡単に打込める音源が欲しい場合
  3. 特定のジャンルに特化した音源が欲しい場合

1. クオリティと汎用性が高い音源が欲しい場合

「とにかくクオリティ命!」

「あらゆるジャンルに対応できる万能なベース音源が欲しい!」

そんな方にオススメなのが以下の3つの音源。

  • Spectrasonics 「Trilian」
  • IK Multimedia 「MODO Bass」
  • Ample Sound 「Ample Bass」シリーズ

いずれも我々プロにとって定番音源となっていますので、クオリティや汎用性を求める方はこれらを導入するのが良いでしょう。

ぼくは3つとも所有しておりますが、とくに出番が多いのが「Trilian」と「MODO Bass」です。

質の高いベーストラックを作りたいのであれば、この2つは導入しておいて損はないでしょう!

■ Spectrasonics「Trilian」



リリースから10年以上たった今でも、ベース音源の定番として君臨しつづけるSpectrasonicsの「Trilian」。

その魅力はなんといっても汎用性の高さ

アコースティックベースエレクトリックベースアップライトベース、さらにはシンセベースまで幅広く収録されており、どんなジャンル・曲調でも余すことなく力を発揮してくれる万能選手です。

もちろんサウンドクオリティも一級品。

太くパワフルなサウンドは、この音源ならではの存在感を放っています。

メーカー/代理店サイト

■ IK Multimedia「MODO Bass」



従来のサンプリング方式とは異なり、物理モデリングによるサウンドの自動生成で自由度の高い音作りを可能にしたベース音源。

ベースのモデルや各種奏法の選択はもちろん、ピックアップの種類や位置、アンプやエフェクターのセッティング、さらには弦の種類・太さ・劣化具合に至るまで、あらゆるパラメータを自在に調整することができます。

とことんサウンドを作り込みたいマニアにはたまらない一品。

サンプリング音源よりも動作が軽いこともあいまって、プロ御用達の一品として欠かせない音源です!

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■ Ample Sound「Ample Bass」シリーズ



リアリティの高いサウンドで人気を博すギター音源「Ample Guitar」のベース版ですね!

「Ample Guitar」に負けず劣らずこちらも非常にリアルで質の高いサウンドをもったベース音源です。

ベースのモデルごとに1つの音源が用意されており、アコースティックベースエレキベースはもちろん、アップライトベースやメタル専用の5弦ベースまで幅広く展開されているので、汎用性の高さも魅力となっています。

操作方法がやや煩雑なところから前述の「Trilian」や「MODO Bass」と比較すると見劣りしがちですが、そのサウンドクオリティは信頼できる一品となっています。

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2. 簡単に打込める音源が欲しい場合

できる限り手間をかけず、サクッと打込みたい!

ベースはあとから生収録するので、音源の質にはこだわらない!

そんな方にオススメなのが以下の3つの音源。

  • Native Instruments 「Scarbee Bass」シリーズ
  • Toontrack 「EZ Bass」
  • Fujiya Instruments 「Organic Bass」

動作が軽くサクサク扱えるものや、ベーストラック制作の効率をアップしてくれる音源たちとなっています。

■ Native Instruents「Scarbee Bass」シリーズ



Native Instruments社の大型ソフトウェア音源バンドル「KOMPLETE」に収録されているベース音源たちです。

「KOMPLETE」さえ買えば自動的に手に入るというお手軽さや、動作の軽快さなどから、初めて導入するベース音源としても非常にオススメのものとなっています。

初心者の方は、まずこれでベースアレンジや打込みテクニックを習得していくのも良いのではないでしょうか?

また、各モデルごとにライン録りの音とアンプ録りの音が別個に収録されており、手っ取り早く使いたい場合はアンプ録りのものを、音を作り込みたい場合はライン録りの音にアンプシミュレーターをかませるなど、用途に応じて気軽に選択できる点も魅力ですね。

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■ TOONTRACK『EZ Bass』



こちらも定番のベース音源ですね!

この音源の最大の魅力は、フレーズ作りの手軽さ

膨大に収録されたフレーズライブラリからお気に入りをインポートしたり、生演奏のベーストラックからMIDIを抽出したり、さらにはドラムに合わせてベースラインを自動生成してくれる機能まで。

ベースライン作りに不慣れな初心者でも、簡単にそれらしいフレーズが作れるようになっています。

サウンドクオリティ面でも非常に優れていますので、プロアマ問わずオススメできる音源となっています。

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■ Fujiya Instruments「Organic Bass」



こちらは国産プラグインメーカーとして人気のFujiya Instrumentsさんからのエントリー。

リアルな表現を追い求めることで打込みが煩雑になりがちな昨今ですが、この音源はそういった打込みの煩雑さを極力排除するよう設計されています。

複雑なキースイッチの入力なしで、ハンマリング・プリング・スライドなどのレガート奏法、ミュートやブラッシングなどのゴーストノートなどの表現が簡単にできてしまうので、スピーディに打込みを進めたい方には最適な音源となっています。

スピードが求められるプロのDEMO作りでも重宝する音源ですね!

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3. 特定のジャンルに特化した音源が欲しい場合

汎用性はいらないから特定のジャンルで活躍するベースが欲しい!

そんな方にオススメなのが以下の3つの音源です。

  • Ilya Efimov 「Modern Bass」他
  • Prominy 「SR5 Rock Bass 2」
  • Impact Soundworks 「Shreddage 3 ABYSS」他

スラップに特化した音源、ロックやメタルに特化した音源などなど、シーンこそ限定されるものの、その分サウンドやリアリティで他者を上回る表現が可能なものたちとなっています。

■ Iiya Efimov「Modern Bass」他



ファンク・フュージョン系のサウンドで定評のあるIiya Efimov社のベース音源シリーズ。

とくにスラップに定評のある「Modern Bass」のリアルさは素晴らしいのひとことです。

「Modern Bass」のほか4種類のベースがリリースされていますが、DEMO音源の傾向からいずれもファンク・フュージョンを得意としている印象ですので、これらのジャンルを愛するみなさまはぜひ導入されてみてはいかがでしょうか?

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■ Prominy「SR5 Rock Bass 2」



こちらはロック・メタルに特化したベース音源です。

これらのジャンルに求められるゴリゴリのハードなベースを作りたい方にはもってこいの音源ですね。

デフォルトで5弦ベース仕様となっていますので、内臓を震わせるようなパワフルな重低音もお手の物。

ロック・メタル好きの方はぜひ導入してみてはいかがでしょうか?

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■ Impact Soundworks「Shreddage 3 Abyss」他



最後にご紹介するのはImpact Soundworksの「Shreddage 3 Abyss」ほか、同社の各種ベース音源。

同シリーズでギターとベース音源が複数リリースされていますが、ベース音源はロックやメタルでの使用を意識したようなゴリゴリのパワフルなサウンドが特徴となっています。

一応、「Shreddage 3 Precision」という比較的オーソドックスなプレベ音源もリリースされていますが、こちらもデフォルトで5弦仕様となっていることもあって、パワフルな重低音を意識した設計。

サウンドクオリティも非常に高いので、ひとつ持っておくのもオススメの音源ですね!

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まとめ

というわけで、ベース音源選びのポイントと各種オススメ音源をご紹介しました。

基本的には汎用性の高い「Trilian」や「MODO Bass」を購入されるのが良いと思いますが、手軽に打込みたい、特定のジャンルに特化した音源が欲しいなど、ご自身の用途にマッチしたものを選ぶのがイチバンですね。

今日の記事を参考に、ぜひあなたにぴったりの音源を見つけてください!

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