オススメのホーンセクション&ブラス音源7選!初心者向けから本格的なものまで
こんにちは、作曲家・稲毛謙介です。
ホーンセクションのモックアップテクニックも一通りお伝えし終えたところで、今日はおすすめのホーン音源をご紹介していこうと思います。
ホーンセクション特集のサンプルを作る際に実際に使用した音源もご紹介していきますので、ぜひご予算と好みに合わせて選んでみてください!
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おすすめのホーンセクション音源
ブラスやサックスの音源は数あれど、じつはホーンセクションに特化した音源というのはそう多くはありません。
オーケストラ用のブラス音源は、壮大なオーケストラサウンドが実現しやすいようアンビエンス感が強いものが多いので、カーン!と抜けてくるような明るいホーンの音色とはまた違ったサウンドなんですね。
というわけで今回は、これまでに学んだアレンジ・モックアップテクニックを活かしやすいよう、ホーンセクションに特化したオススメ音源をご紹介していこうと思います!
それではいってみましょう!
Sample Modeling社のブラス音源
その名の通り「サンプリング」と「モデリング」の良いところを組み合わせたハイブリッド音源。
ぼくが最も愛用しているホーンセクション音源で、OTOxNOMAでご紹介したサンプル曲は、すべてSample Modelingの音源を使用して作りました。
無響室でサンプリングされた音をベースに、アルゴリズムによるモデリング技術で自然な演奏を実現できるようプログラムされている点が特徴。
キースイッチによる細かい表情づけが秀逸で、自然な演奏を簡単に再現することができます。
トランペットやトロンボーンの他、フレンチホルンとチューバもラインナップされているので、オーケストラ用音源としてもオススメです!
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Audio Modeling社のブラス&サックス音源
Audio Modeling社は、前述のSample Modeling社が開発した「SWAM Engine」と呼ばれるモデリングエンジンを受け継いで分社化した音源メーカーです。
リアルタイム演奏でリアルな表現ができることをコンセプトにしており、その多くは物理モデリングによる豊かな演奏表現が可能な音源となっています。
Youtubeで検索してみると、様々なフィジカルコントローラを用いたリアルな演奏が聴けると思いますので、ぜひのぞいてみてください!
木管やソロストリングスの音源も充実しているので、あらゆるシーンで活躍してくれる点も嬉しいですね。
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EASTWEST「Hollywood Pop Brass」
こちらは、ハリウッド系オーケストラ音源で定評のあるEASTWESTさんの新製品。
EASTWESTさんの音源らしく、ド派手で分厚いホーンサウンドが手に入ります。
通常の打込みはもちろん、ホーンらしいフレーズを収録したフレーズサンプリングも多数用意されていて、ホーン初心者がフレーズをお手本にするのにも大いに役立つと思います。
ラテンやビッグバンドなどの大規模な編成にもオススメ!
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BEST SERVICE「CHRIS HEIN HORNS PRO」
BEST SERVICEさんの人気ホーン音源です。
こちらは、ホーン音源の中でも比較的歴史のある音源で、一時期はプロのアレンジャー御用達の音源となっていました。
ソロだけでなくセクションのサウンドも収録されているほか、フルートやクラリネットなどの持ち換え楽器も多数収録されていますので、これさえ持っておけば大抵のホーンサウンドは実現できるかと思います。
一方、古い音源ということもあって、演奏の自由度という意味ではここまでご紹介した他の音源に軍配が上がりそうです。
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Native Instruments「Session Horns Pro」
Native Instrumentsさんからも人気のホーン音源がリリースされています。
正直、これまでご紹介した音源たちと比べると、音色、演奏ともに非力な印象はぬぐえません。
しかし、同社の人気バンドル「KOMPLETE ULTIMATE」に最初から入っているという点では非常に魅力的な音源かと思います。
DTM初心者の方が、入門用として導入する音源としては最適なのではないでしょうか?
EWのHollywood Pop Brass同様に、フレーズも収録されている点も初心者には嬉しい機能ですよね。
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IMPACT SOUNDWORKS「STRAIGHT AHEAD JAZZ HORNS」
トランペット4本、トロンボーン4本、アルトサックス2本、テナーサックス2本、バリトンサックス1本という内容で、これさえあれば必要最低限の楽器がすべて揃います。
比較的安価で入手しやすい点も魅力ですが、その分クォリティとしては若干劣る部分も。
KOMPLETE ULTIMATEを持っていて、Session Horns Proも使えるけど、さらに一皮向けたい!という場合にアップグレードを検討してみるのにちょうど良い音源ではないかと思います。
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Fable Sounds「Broadway Big Band」
大規模なビッグバンド編成に耐えうる、大規模ライブラリーです。
100GBを超える大容量サンプル、かつ高価ということもあってなかなか手を出しにくい音源ではありますが、そのクォリティはピカイチ!
現存するホーンセクションの音源の中では最もリアルなサウンドを実現しやすい音源かと思います。
日本に正規代理店が存在しないため、購入の際には国外サイトから直接購入するしかありませんが、ひとつ上のホーンサウンドを目指したい方にはオススメの音源となっています!
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まとめ
というわけで、おすすめのホーンセクション音源を7つ厳選してお届けしました!
冒頭も申し上げたとおりに、ホーンセクション専用音源というのはそもそも数が少ないため、今日ご紹介したものの中からあなたにぴったりの音源を見つけていただくのが良いかと思います。
(個人的なオススメは、Sample Modeling、Audio Modeling、Broadway Big Bandの3種類です!)
ぜひ今日の記事をご活用いただければ幸いです。
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