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フューチャーベース制作に最適なおすすめソフトシンセをご紹介!

こんにちは、作曲家・稲毛謙介(@Ken_Inage)です。

2021年現在、世の中には様々なソフトシンセがリリースされています。

往年の名機を再現したものから最新の高機能音源まで、その種類はじつにさまざま。

今日はその中でも、ぼくがフューチャーベース製作で実際に使用した音源とその使い所について詳しく解説していこうと思います。

カッコいいEDMサウンドを作るために、音源をどのように活用すべきか?

そのイメージも描きやすくなると思いますので、ぜひお役立てください!

※本企画はデータ連動企画となっています。講師イナゲが作った楽曲のパラデータをダウンロードすることができますので、ぜひそちらも合わせてご活用ください!

データのダウンロードはこちら

こちらの楽曲ので使用した音源を解説していきます。

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フューチャーベースに最適!パート別、おすすめソフトシンセの選び方!

フューチャーベースに最適!パート別、おすすめソフトシンセの選び方!

フューチャーベース製作で使用したソフトシンセ一覧

今回、教材曲の制作に使用したソフトシンセ・音源は以下の通りです。

【Native Instruments】

  • MASSIVE
  • RAZOR
  • KINETIC METAL
  • RISE&HIT
  • DAMAGE
  • MASCHINE

【Spectrasonics】

  • KEYSCAPE
  • OMNISPHERE

え!これだけ??

と驚かれた方も多いのではないでしょうか。

流行りのSERUMも、Avengerも、Sylenth1も、SPIREも一切使っていません。

しかもNative Instruments社製の音源に至っては、ほとんどがKOMPLETEに含まれている音源ばかり。

たった数万円のバンドルで、上記のほとんどが揃ってしまいます。

■ 良い音を出すことと、良い音源を使うことは全く無関係

ここで、大事なことをお伝えしておきたいと思います。

良い音が出せるかどうかは、どんな音源を使うかとは全くもって無関係である

ということです。

シンセを使いこなせる知識と技術があれば、どんな音源を使おうともクオリティの高い音は作れるのです。

流行りの音源を買い揃える必要はありません!(ましてや、プリセットなど絶対に買う必要なし!)

OTOxNOMAには、シンセサイザーを使いこなすために必要な知識は全てまとまっていますので、ぜひそちらを活用して存分にシンセを使いこなしてくださいね!

【シンセサイザーの基礎知識&アレンジテクニックのカリキュラムページはこちら】

各ソフトシンセの使い所&効果的な用法

というわけで、

先ほどご紹介した音源たちが楽曲の中でどのように使用されているのか?

そちらをご紹介していこうと思います。

■ Native Instruments MASSIVE

MASSIVEは、アナログライクでわかりやすい操作性で、どんな音でも簡単に作れる万能タイプのシンセです。

ですが、やはりベースリードプラックのような輪郭のはっきりしたサウンドを作るのが一番得意です。

逆に、パッドのような空間の広がりを感じるサウンドを作るには少し手間がかかってしまいます。

ですから、MASSIVEはメロディやベースパートで活躍させてあげると良いでしょう。

今回は、ビルドアップで演奏されるプラックリードと、楽曲全体で低音を支える役割の「ベース1(倍音の少ない方のベース)」で使用しています。

プラックリード

ベース1

■ Native Instruments RAZOR

RAZORは、その名の通りカミソリのような尖ったサウンドを作るのに最適なシンセです。

EDMライクな攻撃的なリードベースを作るのに大活躍してくれます。

今回は、ドロップ部分を担当する「ベース2(倍音成分を多く含むアグレッシブなベース)」で使用しています。

ベース2

■ Native Instruments KINETIC METAL

KINETIC METALは、サンプリングされた金属音を主体としたテクスチャー音源です。

金属音とパッドを合成してサウンドを生成することができるこの音源ですが、サウンドの変化に乏しいパッドなどに動きをプラスするテクスチャーとして活躍してくれます。

今回は、ヴァース&ビルドアップ部分のパッドに、ほんのり金属的なテイストを追加する目的で使用しました。

装飾用テクスチャー

パッド全体(パッドそのものはOMNISPHEREで演奏)

■ Native Instruments RISE&HIT

RISE&HITは、その名の通りFX(効果音)のうち、「ライザーFX」と「ヒットFX」を簡単に作ることができる音源です。

それ以上でも以下でもないのですが、EDMはもちろんポップスや劇伴でも大活躍してくれる非常に優秀な音源。

ぼくはとくに、エピックオーケストラの中で使うのが好きです。

今回は、楽曲を通してライザー部分をこの音源に委ねました。

セクション前のライザー

ビルドアップのライザー

■ Native Instruments DAMAGE

こちらは、エピックオーケストラやインダストリアルなどで活躍する荒々しいサウンドを持ったドラム音源

我々のようにゲーム音楽製作などに携わる人間としては、ド派手なドラムサウンドを手早く作ることができるので非常に重宝しています。

今回は、収録されているループの一部分だけをつかって、ビルドアップ部分のリズムを組み立てました。

ハイハットとスネアのみをつかったシンプルなサウンドですが、独特の歪み感が良い味を出してくれています。

リズムループ

■ Native Instruments MASCHINE

リズム&ビートメイクカリキュラムでもご紹介した、統合型ドラム音源

とくにエレクトリック系ビートメイクにおいては、現存する音源の中で最も高機能かつ自由度の高いプラグインとなっています。

ドラム音源としてはもちろんですが、その主体はドラムサンプラーとなっていますので、ドラム以外の音を読み込んで自由に演奏することもできます。

今回は、ヴォーカルチョップとドラムセットをこの音源に委ねています。

ちなみに、同様のことはNative InstrumentsのBATTERYでも可能ですので、MASCHINEをお持ちでない方はBATTERYを使用すると良いでしょう。

ヴォーカルチョップ

ドラム

■ Spectrasonics OMNISPHERE

OMNISPHEREは、その前身となった「Atmosphere」というアンビエント系シンセの特性を色こく受け継いでいることから、コード楽器系、とくにパッド系のサウンドはピカイチです。

また、サウンドもかなり細かくエディットすることができ、波形そのものの倍音成分などを積極的に増強したりできるため、ぶっといリードやベースを作るのもお手のもの。

正直、OMNISPHEREさえあれば他のシンセはなくても平気なくらい、どんな音でも作れちゃいます。

今回は、楽曲のコードパート全般(パッド&プラック&シンセコード)と、ビルドアップ部分のド派手なリードを担当させました。

また、効果音系のプリセットも充実しており、高音のヒットFXはOMNISPHEREをつかって鳴らしています。

パッド全体(高域の金属的なサウンドはKINETIC METALによるもの)

プラック

シンセコード

シンセリード

高音系ヒット

■ Spectrasonics KEYSCAPE

こちらは、Spectrasonics社からリリースされている鍵盤楽器音源ですね。

比較的新しい音源ということもあり、そのサウンドのリアリティは抜群。

アコースティックピアノやエレピをはじめ、ありとあらゆる鍵盤楽器が高品質なサウンドで収録されています。

リアルなピアノサウンドを求める場合に重宝する音源ではありますが、今回のようにエフェクティブなサウンドでメロディを演奏させるだけなら、他のピアノ音源でも十分代用は可能です。

ピアノ

 

まとめ

というわけで、フューチャーベース製作で実際に使用したソフトシンセについてご紹介しました!

今日ご紹介した音源はどれもメジャーなものばかり。

読者のみなさまの中には、実際にプラグインをお持ちの方も多いかと思います。

「持ってはいるけど使ったことなかった!」「有効活用できていなかった!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、今日の記事で、各音源のポテンシャルを感じていただけたと思います。

この機会に、音源を研究してみてはいかがでしょうか?

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